【高松信用金庫八本松支店】支店長 牟礼祐美さん
今年2月、八本松支店長として着任。新任地は明るい雰囲気に満ちており、優秀なスタッフが揃っていたことから、不安を感じることもなく、更なるステップへ踏み込めたそうだ。
「せっかくなら、上を目指して行きたい」という目標を掲げ、信金ライフで培ってきた並々ならぬ努力が実り、昨年2月、初めて支店長として丸亀支店に赴任。同金庫オンリーワンの女性支店長として活躍していた。
「実際に自分自身が支店長に選ばれた時は驚きと緊張感でいっぱいになった」と、当時を振り返る。
同金庫入庫後、営業店でのテラーをはじめ、本部では融資部に配属されるなど、多くのスキルを磨き上げながら総合力を高めていった。
支店長就任後も、そのノウハウを活かしながら地元企業へのサポートに努めるなど、氏の闊達な活躍ぶりが感じられる。
「入庫してから、多くのお客様に支えて頂いた。
様々な地域で勤務することで、仕事面や人としてのステップアップを図れた。今後はお客様へ恩返ししたい」と、積極的な姿勢が伺えた。
同店の職員は8人、うち女性5人という環境のもと、更なる女性活躍推進に自らがひときわ強い存在感を放つ。誠実で謙虚な人柄であるが、その胸に秘める目標実現への熱い想いで、激動化する金融マーケットへの挑戦に胸を燃やす。
顧客が抱いている問題を認識し、可能な限り解決へ導いていくスタンスを取り入れながら、活力ある地元香川づくりにも余念はない。
プライベートでは読書、音楽鑑賞でリフレッシュ。柔らかな物腰と、ジョークを交えながら話しをする姿は、人を惹きつける個性溢れる魅力を感じた。
人口減少が進む中で、地域の活性化や県の活力をどのように維持していくかが、将来に向けた重要なテーマ。少子高齢化による人口減少、長期化する低金利という逆風の中、経済の循環器としての役割を自負する。
「常にワンランク上を目指すことで、自身の成長と共にお客様のために何ができるのか、ということを考えながら今後も業務に努めていきたい」と明確なビジョンでより盤石な基盤を構築していく。
〝人と接することの大切さ〟を意識し、顧客に限らず職員とも風通しの良い環境づくりにも取り組む。
高松市出身、大阪国際女子大学卒。