【オフィス123】 代表 谷益美さん
コーチングを通して人や社会を元気にしたい
すこぶる元気で闊達な讃岐の女性である。取り組む仕事は、「ビジネスコーチング」と「ファシリテーション」の2つの専門分野。
香川を拠点に、要望があれば東京、大阪を含めて日本各所を飛び回っている。
相手は社長、営業担当者、起業家、主婦、大学生、教育者が対象で、コーチングや研修に携わる認定プロフェッショナルコーチである。
仕事の中味は、個人対象だと、就活に取り組む大学生に対しワークショップ、キャリア教育を行う。さらにNPOを通して、主婦を対象とした子育て支援のお手伝いがある。企業団体対象だと、コーチング、マネジメント、ファシリテーションの研修がある。
また大学のビジネススクールにも講師として教壇に立ち、ビジネスコーチングを教える。昨年は早稲田大学ビジネススクールの非常勤講師として、夏休みの集中講座に借り出された。次回は来年の春休みを予定しているとか。
そもそもコーチングとは何か。通常、先生が生徒に教えることをティーチングという。コーチングとは、相手から聞き出すこと、アウトプットさせるためのコミニュケーションスキルである。聞き役にまわることで、相手に喋らせる。そこから相手の考え方を引き出していくのがコーチングである。
なぜコーチングの道に進んだのか。香川大学を卒業してから、地元建材商社「浜崎」に入社。5年ほど勤めた後、オーストラリアで約9ヵ月滞在。帰国後勤めたのがウェブ制作会社のワンダーミックス・ムックであり、この間にコーチングの存在を知る。プロコーチとしてマインド、スキルをしっかり身につけた。
その後結婚を機に岡山へ転居。3年後の2007年4月に高松に帰ってきた。今年コーチング一筋に9年目の春を迎えた。
振り返ってみて「やりたいことを通して、人のお役に立てるような存在になればとの思いで歩んできました。そこでお金を頂けるのは、何かお役に立っているからだと思うようになった。」と言う。
知人からは今でもあなたの仕事は何かと聞かれることがある。これは逆にコーチングが知られてないことになる。リクエストがあれば、日本全国どこへも赴く。好きなことは気心知れたメンバーと飲むお酒ですと返ってきた。
電話番号:087-887-5209