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【香川県中小企業家同友会】 代表理事 明石光喜さん

若き代表者が誕生、支部活動活性化に向けての組織づくりに取り組む

 181センチの堂々たる体躯は一際目立つし存在感もある。理事会では満場一致で代表理事に選出された。
 中小企業家同友会に入会したのは平成7年のときで、仕事で取引のある社長からの紹介であった。
 その頃、他団体から入会の誘いがあったが、それは断った。「父親以外の経営者の考え方を知りたかったし、異業種交流も活発だ。また人の募集にあたり、同友会は共同求人があって活用できるメリットがある」。これが入会に拍車をかけた。33歳の時だった。

 同友会活動の中で、自ら経営に対する意識が次第に変わっていくのが目に見えてわかるようになり、それが仕事にも反映していった。
 所属する中讃第1支部から、幹事長、支部長を経験し、その後組織活性委員会副委員長、組織委員会委員長を務めた。
 副代表理事に就任したのが3年前の平成19年5月のこと。その年は全国総会を高松で開催したのだが、会員増強の先頭に立ち、1600名会員必達に向け動いた。全支部一丸となり目標は達成された。「みんなで力を合わせれば出来るのも教えてもらった。難しさも教えてくれた。」
 増強活動の過程で川北代表理事からは、「目標を立てたら達成するのが経営者であり、達成しないで終わるのは如何なものかとカツを入れられた。目標を達成すれば次なるステップに踏み込める。私にとっては良い経験をしましたよ」
 そして今年5月代表理事に就任した。「僅か12、3年の会歴で代表理事というのは身分不相応だとは思うが、与えられた以上は全力で取り組みたい。個人的観点からは、マンネリ化しつつある組織活動の見直しを図りたい。支部活動一つとっても温度差があるし、活性化に向けての組織づくりは是非取り組みたい。」と意気込む。
 一方、会社においては今から5年前に専務から社長に就任した。建設会社として34年の業歴を持ち、現在は住宅事業、店舗を中心とした民間建築、工場の営繕工事の三本柱からなり、社員25名の中堅会社だ。
 今強化しているのは、注文住宅展開であり、これからは営業部を充実し受注に努めたいと力を込める。
 47歳の氏が加わることで同友会の代表理事体制も一挙に若返った。「21世紀型企業づくり」推進に向けてリーダーシップをとって欲しい。近畿大卒。


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