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香川のキーパーソン

【香川銀行】 取締役本店営業部長 兼 宮脇町出張所長 川井幸治氏

目標はお客様に感動を与えられる銀行。地域シェアと存在感を高めていきたい

「お金を増やす、守る、借りるという銀行の仕事は、皆さんが興味を持つ分野で、奥深く飽きることがない。ひとつひとつの案件に関わることで、その都度学んだことが次へと繋がる。仕事が単発で終わらないのが銀行業の醍醐味で、やり甲斐を感じている」
金融業界に進んだ学生時代の先輩に憧れ、香川銀行に入行して30年。香川銀行全体の資金量、融資量の1割ほどを担う本店営業部。まさに銀行の顔とも言える本丸のトップへと駆け上がった。


【百十四銀行】 常務執行役員本店営業部長 小槌和志氏

若いうちから異業種交流はやるべき。モノの見方も変わるしポケットも増える

 経歴を聞くと波瀾万丈と言って良いかもしれない。若い頃に経験した事が、その後のバンカー人生に自信と成長をもたらした。
 慶応義塾大学を卒業後、配属先が新宿支店だった。その頃は新入社員教育というものはなく、仕事は現場で覚えよというのが銀行の方針だった。初日は、店舗の一番前に座らされて、次々と訪れる来店客に大きな声で〝いらっしゃいませ〟と言った。上司から、お客様をお迎えする第一声なのだから、心を込めて言いなさいと。今となっても忘れる事はないし、銀行の原点を見たと振り返る。


【行政書士 まつい法務事務所】 松井初美さん

谷益美さん

行政書士の業務と並行して“自分史”の制作にも関わっていきたい

 小柄でチャーミング、おっとりとした語り口からは想像できないほど、パワフルな女性である。
 難関とされる行政書士の試験を受けると決めてから僅か1年9カ月で合格。保険会社で働きながら、移動中の車内では携帯電話に録音した法令などを大音量で流し寸暇を惜しんで猛勉強。夜間・休日はもちろん、訪問先での待ち時間までも有効に使い、昨年、遂に念願の資格を手にした。推定三千時間の勉強がもたらした朗報でもあった。


【オフィス123】 代表 谷益美さん

谷益美さん

コーチングを通して人や社会を元気にしたい

すこぶる元気で闊達な讃岐の女性である。取り組む仕事は、「ビジネスコーチング」と「ファシリテーション」の2つの専門分野。
香川を拠点に、要望があれば東京、大阪を含めて日本各所を飛び回っている。

相手は社長、営業担当者、起業家、主婦、大学生、教育者が対象で、コーチングや研修に携わる認定プロフェッショナルコーチである。


【(一社)香川経済同友会】 代表幹事 前田宗一氏

提言団体として経済同友会の機能を大切に、各委員会活動をサポートしたい

同友会では一貫して地域主権委員会に籍を置き、地方分権問題を研究。そこで果たして「道州制」を採ることが本当に地域にとっていい事かを真剣に考えた。そして「讃岐ジオパーク」もライフワークとして、同友会による提言にこぎ着けた立役者だ。「経済同友会とは何をすべきかを大事にしています。やはり同友会は提言団体として機能すべきところ」ときっぱり。