【(株)日本航空高松支店】 高松支店長 中野 知明氏
客室乗客・乗員訓練と営業の両方を熟知。会社再生に向け香川の地で地道に取り組む
異色の経歴と言えるだろう。航空便の運航に関して、整備以外の部門を一通り経験してきたスペシャリスト。6月末に初めて支店長として着任。会社更生手続中という「普通の会社の状況とは違うことへのお詫びと、これからも地道にがんばっていくので、ぜひJAL便をお試しいただければ」という姿勢で挨拶回りをこなした。
客室乗客・乗員訓練と営業の両方を熟知。会社再生に向け香川の地で地道に取り組む
異色の経歴と言えるだろう。航空便の運航に関して、整備以外の部門を一通り経験してきたスペシャリスト。6月末に初めて支店長として着任。会社更生手続中という「普通の会社の状況とは違うことへのお詫びと、これからも地道にがんばっていくので、ぜひJAL便をお試しいただければ」という姿勢で挨拶回りをこなした。
JRマンからホテルマンへの大胆な転身。柔軟な発想で10周年へ向けて一致団結
人間の運命というものは、いつどこでどう変わるかわからない。
レール一筋に33年間務めてきたが、本社常務から一転ホテルマンへの転進と相成った。「正直びっくりしたが今となっては良いところへ来させてもらったと感謝している」と、率直な感想を洩らす。
それもサンポートにある四国随一の巨大ホテルを仕切っていく役割なのだから、やり甲斐は十分ある。
しかも性格的に、物腰がソフト、口調も考え方も柔軟性を持っており、持って生まれた素質が十二分に生かされることになりそうだ。
県内企業を総合的に支援し元気になって欲しい
4年にわたり理事長職を務めた綾田修作氏が退任し、その後を受けて6月1日付けで理事長に就任した。
香川県庁時代は、商工労働部長、総務部長という県の基幹ポストを勤め上げたのち、その経験を生かし、今年4月に副理事長として財団に迎えられた。
県民の暮らしの中でより役立つ存在のコープになりたい
「安全安心の食品供給が生協の使命だが、いまのコープかがわは県民の暮らしの中でどう役立っているのか。もう一度考え直さなければいけない時代になっている」
協同組合のため利益だけを追求することはないが、供給高(売上高)の成長が望めない現在、トップとして危機感を強める。
総合的ワンストップサービスを通じ、よい社会づくりを支援したい
「そうか、そういう対応策も考えられるのか、安心した」。話し合う中で、明るくなった経営者夫婦の顔。顧客の笑顔がこの仕事に取り組んで良かったと、最高の充実感をもたらす。