【La Salute(ラ・サルーテ)】 中野誠司氏
本格的イタリアンをご家庭へ出張し調理。特別な時を演出する香川の名物料理人
今年初め、高松・丸亀町壱番街のインテリア店内にて、内田繁氏の茶室でお茶会が開かれていた。日替わりで亭主がもてなす中で、紋付きのコックコートを着た中野氏のもてなす姿があった。和と伊を融合した点心と茶を表現したのである。
本格的イタリアンをご家庭へ出張し調理。特別な時を演出する香川の名物料理人
今年初め、高松・丸亀町壱番街のインテリア店内にて、内田繁氏の茶室でお茶会が開かれていた。日替わりで亭主がもてなす中で、紋付きのコックコートを着た中野氏のもてなす姿があった。和と伊を融合した点心と茶を表現したのである。
古木を偲び、新しきに継承する讃岐のおもてなしの場を仕切る女将
二百有余年の歴史ある与力屋敷をうどん・会席料理のお店にしたのは昭和57年。それまで暮らしていた住まいを「郷屋敷」にする提案を聞くと、同居していたご両親は喜んで家を明け渡してくれたそうだ。国の有形文化財でもある屋敷と見事な庭園は「賓客のもてなし」にもってこいの高級感があるが、瀬戸内の鮮魚を使った多彩な会席と共に気軽な地元食のうどんも扱うので、ストライクゾーンが広い。普段使いでうどんを食す方を始め、お遍路さんや観光客、ファミリー・グループでのお食事会や祝い事、会社の接待、外国の方のおもてなしにと、利用客の幅広い店である。
着来年は創業20周年、社員と一丸でおいしい讃岐うどんを提供したい
今年6月に諏訪相談役(前社長)の後任として社長に就任し5ヵ月が過ぎたが、積極的に学ぼうとする謙虚な姿勢に好感が持てる。
前職は親会社であるJR四国。経営企画部勤務を最後に昨年2月に常務取締役として入社した。
めりけんやは来年創業20周年を迎える。節目の年に社長業をやらせてもらえるのは責任を感じる一方で、大変光栄でやりがいがあると答えてくれた。旧国鉄からJR四国と鉄道一筋に歩んできた。一昨年、上司から関連会社で行きたい先はないかと言われたとき、諏訪相談役から熱心に誘いを受けたこともあって、迷うことなく入社を決めた経緯がある。
着物一つでも「もてなしの心」を大切にお客様の喜ぶ顔が何よりのエネルギー
たおやかな和服姿で「いらっしゃいませ」と迎えてくれる杉山女将。そもそも嫁ぎ先も料理店だったというから、接客業とは縁が深い。平成四年に高松市の料亭に入社。ロードサイドの支店の立ち上げにも携わった。充電期間を経て「錦」の女将に転じ、この12月で3年になる。
「もともと『錦』の恵比須料理長とは知り合いでしたし、料理長の料理に対する思いに共感し、ぜひその思いをお客様に伝えるお手伝いをしたいと思って」と、女将転身の動機を語る。
さまざまな人と出会い、喜ばれることを励みに地域に根ざしたライオンズ活動を目指したい。
県内で唯一の女性だけのライオンズクラブ「高松中央ライオンズクラブ(LC)」。今年7月から、新会長に就任した。入会して今年で四年目。ミッション系の高校・大学を経て看護師になったことから、奉仕・福祉活動は昔から身近なものだった。小児科医のご主人の勧めもあり、子育てが一段落したところで入会を決めた。