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「サッカー」をテーマに今後の観光誘致策を協議

 スポーツの観戦者やスポーツイベントへの参加者と、開催地周辺の観光を融合させる「スポーツツーリズム」の連絡会が9月26日、高松サンポート合同庁舎(高松市サンポート)であった。この連絡会が開かれたのは先頃7月に続く二回目。四国への観光誘致とスポーツイベントの発展を目的に、四国運輸局が設立した。
 同日、県観光交流局や四国ツーリズム創造機構、四国経済産業局など、その関係する団体ら約30名が出席。
 今回は「サッカー」をテーマに、徳島ヴォルティス㈱の新田広一郎社長が講演者となり、J1昇格に伴う入場者数やスポンサー数が大幅に増加したことなどを報告。その一方、依然として地元(徳島)からの認知度は低く、今後の課題には、県・企業・行政との連携(三位一体)を強化させ、不特定多数に向けた、さらなるPR活動が必要であると述べた。
 このほか、じゃらんリサーチセンターの研究員、青木理恵氏も招き、Jリーグに対する女性観戦者の心理状態や、今後の女性誘客策などを紹介。
 全体を通じて出席者からは、「誘客を促進していくにはPRはもちろん、そのPRをする場所の選定も大事」、「スポーツ選手と少しでも触れあえる時間など、イベント参加者への優位性を持たせることも必要だ」などの意見が出た。
 第三回目となる次回の連絡会は「サイクリング」をテーマに、年内に開かれる予定。


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