電子マネーを活用した地域カード「晴れの国カード」の発行へ
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中国銀行(岡山市北区 宮長雅人頭取)はこのほど、㈱セブン・カードサービス(東京都千代田区 橋本玄社長)と手を組み、地域カード「晴れの国カード」を来春から順次発行していくことを決めた。
この「晴れの国カード」は、一枚で前払い型の「nanaco」と、後払い型のQUICPay(JCB)の二種類が併用できるカードで、同行が発行する「ドリーミーJCBカード」の子カードに、セブン・カードサービスが発行する「nanaco」を組み合わせた一体型の電子マネー。
デザインは、岡山城を背景に各社のイメージキャラクターを起用。優待店(加盟店)で、このカードを利用すれば、通常の2倍のポイントが付与されるほか、ドリーミーJCBカード(同行住宅ローン契約など)で獲得したポイントは「nanacoポイント」に変換することができ、地域の商店街(加盟店)などの買物で活用できる仕組み。両社はこのクレジットカードポイントの地産地消により、地元経済の発展を促すことが最大のねらいとしている。
このコラボカードの募集(申込)は来春3月から開始予定。初年度は年間5千枚の契約を目指すとのことだ。