タイムズ24がカーシェアリング事業「タイムズカープラス」を県内で開始
| 経済ニュース
無人の時間貸し駐車場を運営するタイムズ24㈱(東京都千代田区 西川光一社長)は1月30日、カーシェアリング事業「タイムズカープラス」を、高松市内の2つの駐車場で開始した。全国34の都道府県で展開されているなか、香川は35県目。
この事業は、同社が運営する駐車場(ステーション)の専用区画に置いてある車を24時間利用でき、15分206円から借りられるという会員制の無人レンタカーサービス。その会員登録には別途、初期費用としてカードの発行料に一五五〇円が必要となる。月額の基本料金は、法人と学生は無料だ(個人は一〇三〇円)。
利用方法は、スマホやパソコン等で車の空き状況などを確認して予約。その予約した車のリアガラス等にあるカード読み取り部分に会員カードをかざせば、ドアのロックが解除される仕組み。利用後、乗り捨てはできず、必ず借りたステーションに返すことが原則。ちなみに給油カードが支給されているため、ガソリンを満タンにして返却する必要は特にない。
県内で同事業を開始した駐車場の所在地は、「タイムズ高松丸の内」(高松市丸の内九ー一六)と、「タイムズ高松天神前」(高松市一ー三)の2カ所。また丸の内では、「プレマシー」を一台、天神前では、「ノート」、「NV200」の2台を置いた。このほか、2月に高松市塩上町にあるタイムズの駐車場にも、新たなステーションとして2台を設置する予定。同社の担当者は、「一枚のカードで気軽に利用ができるので、マイカーのように使ってほしい」と、呼び掛けている。
現在は、入会特典として5月末まで「おためしキャンペーン」を実施中。個人の利用客は入会時から2ヶ月間、基本料金(実質二〇六〇円)が無料になる。