高松丸亀町商店街に有機無添加の産直市場オープン
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再開発が進む高松丸亀町商店街にあって、これまで弱いとされてきた“食”を切り口にした新しいスポットが誕生した。無添加、減農薬、無農薬にこだわった商品を、生産者から直接仕入れて販売する「丸まるマルシェ」(高松市丸亀町13-3 参番街東館1階)だ。
“からだにやさしいたべもの”がコンセプト。肉、野菜、魚介、米、麺類、砂糖、醤油などを中心に、天然洗剤・石けんまで幅広く販売する。こだわりの品揃えを特徴としており、県内の有機野菜農家と提携した産直野菜や、瀬戸内産の魚介類、オリーブ牛などを取扱い。さらにスタッフらが県内外の生産地や工場に出向き、徹底的な調査のうえで取扱いに至った無添加調味料などグロサリーを幅広くラインナップ。県産の生鮮品、名店の商品を中心に、約30%は県外からも仕入れているという。
「丸まるマルシェ」は今後、同商店街が核テナントとして、再来年には着工予定の市場のパイロット店としての位置づけから、その動向を見極めながら計画を具体化していくことになる。
店内には、マルシェで扱う食材を使ったカフェ「マスカレード」も併設。ランチ(800円)はメイン料理とデザート以外のサラダ、ご飯、スープ、副菜はおかわり可。米も含め、当日使用している食材の産地や、“有機栽培”“無農薬”などの情報も開示して公表する徹底ぶりだ。
営業時間は丸まるマルシェが10時〜20時、マスカレードが7時〜23時。