高松市一宮町の田村神社(池田博文宮司)で10月8日、「御蚊帳撤神事」(おかちょうあげのしんじ)と呼ばれる、五穀豊穣を祝う「秋の例大祭」が営まれた。
この日は本殿祭が執り行われ、同神社の氏子総代ら約30人が参列。神前に供物を差し出し、巫女装束を身にまとった女児4人による優美な舞や神楽を奉納。その後は御霊(みたま)を移した神輿を氏子らが担ぐ御旅所祭もあった。
また前日の7日には、「宵宮祭」(前夜祭)があり、8日と同様、境内では華やかな獅子舞が披露されるなどしてにぎわいをみせた。
同神社の例大祭は毎年2回。秋の例大祭ほか、五穀豊穣を願う「春の例大祭」が5月に営まれている。