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華道家の假屋崎さん、高松市内で胡蝶蘭生ける/エレナホール上福岡でトークショー

 高松市上福岡町の葬祭ホール「エレナホール上福岡」で2月9日、華道家・假屋崎省吾さんを招いたトークショーがあった。
 ショーは、同ホールを運営する㈱エレナ高松葬儀社(高松市塩上町)の阿部美ゆき社長と假屋崎さんとの間に、共通の知人がいたことから実現したもの。
 同日、会場には約200人が参加。假屋崎さんは、自身がレギュラー出演するテレビ番組の話しを交えながら胡蝶蘭やオンシジウム、バラなどを生けて披露。
 また、この日は自身がプロデュースした13タイプの棺のうち、特に人気の高い2つを展示して紹介。両親が亡くなったときを振り返り、「花もそう。棺もそう。もっとちゃんとしてあげたかった」と、後悔の念が残っていることを吐露。「本当に葬儀は大事な儀式です」と強く訴えた。
 さらに自身は今、終活もどんどんと進めていることを告白。今回披露した華やかで女性らしい完全オリジナルの棺は、「もし、自分が入るならどんなものが良いかを思い浮かべながらデザインしました」と述懐。
 「もう(棺に)入る予約をしています。入館式もすませました」と話すなどして会場をドッと湧かせる一方、「入館式を行うことで長生きするとも言われています」という一説も加えて教えた。
 このほか、棺には「日本人が日本人として入るのだから」と、材料はすべて国産にこだわり、国内でつくられていることを強調。最後は、「故人も、残された人も納得できるお葬式にできるかどうかが大切です。今の葬儀事情を一つでも多く知るように心掛けて」と呼び掛けた。
 高松市牟礼町から来ていた女性参加者は、「自分の葬儀のことなんて頭になかった。今からでも少しずつ考えてみようと思う。いいきっかけになった」と話していた。


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