四国初の定期航空路線「高松ー香港線」の就航決まる、7月6日から/県庁で調印式
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今年7月6日から、四国初の定期航空路線「高松ー香港線」が就航することを受け4月22日、香川県と香港のLCC航空会社・香港エクスプレスが相互交流に関する協定を結んだ。
このたび香港線に使われる航空機は、174または180席の「エアバスA320」で、毎週火・水・日曜日に運航。1日1往復の週3往復する。同路線の開設を機に観光をはじめ、両地域間の交流拡大や文化、県・四国経済の活性化を目指す。
当初は週2便を予定していたが、チケット発売から僅か10日ほどで約五千人が申し込む事態。その状況を受け週3便に増やした。また、「夏は観光シーズンで、まだまだ予約は増え続ける見通し」としており、さらに増便することも考えているという。
22日には、県庁で調印式があり、浜田恵造県知事や香港エクスプレスの取締役兼CEO、アンドリュー・コーエンさんらが出席。それぞれ協定書に署名した。
あいさつで浜田県知事は、「香港線が高松空港に欠くことのできない重要な国際線に飛躍するよう全力で取り組みたい」と述べ、アンドリューさんは、「日本への送客(インバウンド)に少しでも貢献できれば」と話した。