香川県と韓国LCC・エアソウルが協定締結/10月から運航開始へ
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現在、アシアナ航空が運航する「高松ーソウル線」を10月から、子会社の格安航空会社(LCC)・エアソウルに移管する。それを受け、香川県とエアソウルは7月19日、相互交流に関する協定を結んだ。
使用する航空機は、195人乗りの「エアバスA321ー200」。瀬戸内国際芸術祭秋会期開幕の前日となる10月7日に移管し同月19日以降、現在の週3往復から、週5往復に増やす。
運航は木曜と土曜以外。高松発は月曜、水曜、金曜が午前、火曜、日曜が午後からの便となる。この協定締結を機に観光振興ほか、さらなる両地域間の交流拡大や県経済の活性化を目指す方針としている。
同日夕、その調印式が高松市香南町の高松空港であり、浜田恵造知事とエアソウル㈱の柳光熙(リュ グァンヒ)社長が出席。それぞれ協定書にサインした。
浜田知事は、「LCCは料金的に手軽なうえ、増便もされて利用がしやすくなる。ますます香川県に観光客が増えることを期待したい」とあいさつ。柳社長は、「これまでの搭乗率を上回るよう力を入れたい」と話した。
「高松ーソウル線」は、平成4年4月に就航して以来、これまで82万人超が利用している。