厚労省の「ユースエール認定企業」/県内から2社プラス
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香川労働局(高松市サンポート 辻 知之局長)はこのほど、若者の採用や育成に積極的な企業を称える「ユースエール認定企業」に、(福)多度津福祉会(仲多度郡)と、四国交通共済協同組合(坂出市)を新たに認定した。多度津福祉会は県下で2番目、四国交通共済協同組合は3番目となる。
ユースエール認定企業は、若者の雇用管理の状態などが優良な中小企業を認定する制度として知られ、厚生労働省が2015年10月から実施している。この認定を受ければ企業のイメージアップで優秀な人材の確保が期待できるほか、日本政策金融公庫から低利融資を受けられるなど多数のメリットがある。
9月1日、その認定通知書の交付式が同局局長室で行われ、多度津福祉会からは奥田 潔理事長、四国交通共済協同組合からは三宅孝芳専務理事が出席。辻局長から各々に認定通知書が手渡された。
式のなかで両者とも「認定を受けたことで若い人たちへのアピールにつながれば」と期待を述べた。