「くるみん」認定/香川県内30社目は総合病院回生病院に
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香川労働局(辻 知之局長)はこのほど、「子育てサポート企業」に、社会医療法人財団大樹会 総合病院回生病院(坂出市室町 松浦一平理事長)を新たに認定した。県内の認定企業はこれで30社目となる。
子育てサポート企業は、厚生労働省が認定する制度。次世代育成支援対策推進法に基づき、仕事と子育ての両立を推進している企業に贈られる。この認定を受ければ、認定マーク(愛称くるみん)が使用できるほか、「働きやすい、社員を大切にする企業」であることを証明するため、企業のイメージアップや優秀な人材確保などに期待が持てるようになる。
同病院では、▼全体会議で育児休業を促し、男性3人(看護師1人・理学療法士2人)が取得、▼育児休業予定者に対する相談窓口の設置、▼病院内のイントラネットをつかって年次有給休暇の取得促進、等々の取り組みと実績を残した。
12月2日朝、その認定通知書の交付式が同局局長室であり、辻局長から同病院の高橋正昭事務部長に認定書が手渡された。高橋事務部長は、「これまで以上に働きやすい職場環境を目指していきたい」と話した。