タクシー会社が高齢者の買い物などを支援/平成レッグス㈱
| 経済ニュース
タクシー事業を展開する平成レッグス㈱(高松市郷東町 住谷幸伸社長)は、高齢者等の買い物などを支援する「シルバーサポートタクシー(SST)」の運行を1月18日より開始した。
介護タクシーとは一線を画し、誰でも気軽に利用できることが特徴。ユニバーサルドライバー(UD)と呼ばれる、高齢者の移動や接客技術など専門知識を身に付ける研修を受けたドライバーが運行に当たる。
目的地までの移動に加え、買い物の付き添いや買い物代行、病院付き添い、病院受付代行、墓参りの補助、図書館同行などサービス内容は様々。移動手段を失った高齢者はもちろん、障がい者や妊婦、怪我などでサポートが必要な人もサービスを受けることができる。
利用料金は目的地までの運賃に、サポート料として20分まで1,000円、以降10分ごとに500円が加算される仕組み。車椅子の貸出も行う。当面は電気自動車の日産リーフ3台と9人乗りのジャンボ車両を使用するが、「利用状況を見ながら、最終的には7〜8台まで増やしたい」(住谷社長)としている。
SSTのサービス提供時間は7時30分〜18時30分。正月の三が日を除き年中無休で運行する。
TEL087−881−2370