㈱エスが就学前のキッズマナーを県下の幼稚園で初開催
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一昨年に四国初となる“キッズマナー”を立ち上げ、小中学校などでマナー研修を展開する㈱エス(高松市 内海加奈子社長)は、このほど香川短期大学附属幼稚園(綾歌郡宇多津町 廣瀬三枝子園長)において、県内では初となる未就学児へのキッズマナーレッスンを行った。
この日集まったのは同園年長の35組の親子。「おはようございます! 」という挨拶や姿勢、身だしなみの大切さなどについて、内海社長の分かりやすい説明のもと、改めて親子で理解を深めあう良い機会となったようだ。
春から小学生となる園児らは、「自分がされて嬉しいことをお友達や家族にしてあげて、自分がされて嫌なことはしてはいけないよ」という内海社長の呼びかけに「はいっ!」と元気よく返事。「人間関係で最も大切な、人を思いやる気持ちを小学校就学前に身に付けることはとても大事なこと」として、保護者らにも普段の家庭生活における挨拶の率先など、大切なポイントを説いた。
この日のレッスンでは「ありがとう」など挨拶を笑顔で大きな声で言う練習や、遊んでいても講師の合図でサッと静かにすることなどを体験。食事にも話が及び、「生きているたくさんの命を頂いてみんなは大きくなるんだよ。だから牛さんや豚さん、そしてご飯を作ってくれるおうちの人に感謝して、大きな声で“いただきます”って言って残さず食べようね」と優しく説明した。
内海社長は「これを契機に、子供だけでなく保護者の方も挨拶やマナーの大切さに気付いていただき、家庭でも習慣になれば、子ども達が学校や社会で良い人間関係を築いていく第一歩になる」と話し、立ち会った廣瀬園長も「保護者の方や私たち教員にとっても改めて気付かされることが多かったはず。春から小学生という最高のタイミングで、収穫の多いレッスンを園児たちに提供できた」と感慨深げに話していた。問合せ090−8576−3470(内海社長)