「高松ー香港線」が就航一周年/搭乗率は80%超えの好調
| 経済ニュース
昨年7月に就航した「高松ー香港線」が今月6日でちょうど一周年。これを祝おうと前日の5日、高松空港(高松市香南町)で記念行事が行われた。
「高松ー香港線」は、香港の格安航空会社(LCC)・香港エクスプレスが運航している路線。就航した6日から火・金・日曜に一日1往復、週3便でスタートを切ったが、すぐに予約が殺到するなどして、昨年9月2日から1往復追加。現在は月・水・金・日曜の週4便で飛ばしている。
香川県交通政策課によると、就航から今年3月31日まで(平成28年度)の利用者数は4万2千348人。搭乗率にして83.0%。直近の4、5、6月も80%を超えているとし、好調に推移しているという。
その理由として、もともとの日本人気、(香川県の)島の魅力、香港と四国を直接つなぐ唯一の路線であることなどを背景に、特に香港からの旅行客が後押ししているようだ。
5日、香川県がネーミングライツ(命名権)を取得した特別塗装機「Sanuki Udon号」が高松空港に着陸。高松ゆめ大使の栗原清華さんがスタンバイし、香港からの到着客と折り返しの出発客らにクリアファイルやステッカー、ボールペンなどの記念品を手渡した。