大道芸人がフェス本番前に幼稚園で曲芸披露/香川証券、今年も特別協賛
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先頃9月30日〜10月1日にかけて高松市内で開かれた「たかまつ大道芸フェスタ2017」(MUSIC BLUE TAKAMATSU実行委主催)に今年初めて出演した大道芸人2人が9月29日朝、本番を前にメリーGOランド高松園(高松市成合町)に訪れ、園児らに空中芸など得意のパフォーマンスをお披露目した。
フェスは、サンポート高松近辺やJR高松駅前広場、高松丸亀町商店街などを舞台に、トップパフォーマーやミュージシャンらが一堂に会して曲芸を披露する毎年恒例のイベント。8回目となる今年は28組が出演し、大盛況で幕を閉じた。
学校公演は、一昨年前から同フェスに特別協賛する香川証券㈱(高松市 中條博之社長)が地域貢献活動の一環として企画。「子どもたちを笑顔にしたい」という思いを込め、協賛をはじめてから毎年フェス開催直前に香川県内の幼稚園や小学校、病院などで特別公演を行っている。
29日、メリーGOランド高松園でプチサーカスを披露したのは、東京を拠点に全国で活躍する「ハッピーメリーサーカス」のメンバー、GEN(ジェン)さんとチョコさん。
約60人の園児たちを前に、ジェンさんが5つの椅子を積み上げて逆立ちし、バランスをとってみせると会場からは拍手喝采。また、大きなバルーンを膨らませてジェンさんが中に入って動くと「なにあれ〜。すごーい」と大はしゃぎ。
最後を飾ったのは、チョコさんによる「エアリアル」と呼ばれる、地上約9mの高さで長い布を巧みに操る空中芸。布を身にまとい宙を舞うなか一瞬、急降下するパフォーマンスでは、園児たちも思わず「うわッ!」と驚きの声をあげるも、その華麗な演舞に終始視線を釘付けにしていた。
空中芸が印象的だったという5歳の女の子は、「お姉さん(の演技)がカッコよかった。また見たい」と笑顔をみせた。
この日の昼からは、高松幼稚園(高松市亀岡町)でも同様の公演が行われた。