設立5年目で異例の香川会場/中華料理講習会、全中連西部地区
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中国料理北京(高松市片原町)の中井和人シェフと、長江SORAE(高松市屋島東町)の長坂松夫オーナーシェフが講師を務める中華料理講習会および経営講習会が2月6日、「平安閣ひろば店」(高松市西内町)で開かれた。
講習会は、厚労省の認可を受けた中華料理専門店で組織する団体「全国中華料理生活衛生同業組合連合会」の主催。会場を東部地区、関東地区、西部地区の3ブロックに分けて毎年開催している。
今回、西部地区の会場として初めて香川県が選ばれ、催しは香川県中華料理料生活衛生同業組合(高 照恵理事長)が企画した。
香川県の組合は設立から5年が経過するが、その若さで講習会を任されるのは異例だという。2月現在の組合員は23社と言い、高理事長は、「これからもっとメンバーを増やしていきたい」と話している。
この日、同連合会西部地区の役員ら約60人が出席。前半の料理講習では、両シェフが「温故知新」をテーマにしたヘルシー料理として、調理場で海老真珠の炒めものや、カキのホイル揚げ蒸し、刀削麺などを一からつくって紹介。特に「ここがポイント」とする場面では、参加者も熱心にメモをとるなどして技術を持ち帰った。
後半の経営講習会には長坂さんが登壇し、「成功への道しるべ」と題したテーマのもと講演を行った。