チャリティーサンタが商店街でイベント/ボランティアサンタ募集中、12月17日まで
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クリスマスを前に12月8日、高松市のライオン通商店街にある「Smile’s」で「クリスマスマジック」と題したイベントが開かれ、参加した子どもたちは最寄りの店に、手作りのクリスマスリースを届けにまわった。
イベントは、香川大学の学生らでつくるNPO法人「チャリティーサンタ香川支部」(菅谷美奈海代表)の主催。同支部が毎年4回ほど行っている親子向けイベントの一つで、今回は子どもらに「誰かを笑顔にする体験」をしてもらいたいとして企画した。
この日、9歳までの子どもたち約10人は、底をくり抜いた紙皿や折り紙、色鉛筆などをつかってリース作りに挑戦。サンタの帽子を被った同支部のメンバーら15人は、手分けして各子どものフォローに。大学生が「可愛くできたね」と声を掛けると、子どもも「上手に作れたよ」と自信たっぷりな笑顔をみせた。
その後、子どもたちは手作りリースを持って会場近くの飲食店などを訪問。子どもが「メリークリスマス」と挨拶ながらリースを差し出すと、店員も「ありがとう。早速お店に飾りますね」と喜んで受け取っていた。高松市内の幼稚園に通う参加者の女の子(5歳)は、「(特に)サンタさんの折り紙を貼ったりするところが楽しかった」と大満足した様子だった。
チャリティーサンタのメーン活動は12月24日の夜、メンバーらが全身サンタの格好で各家庭を訪問し、親が予め用意したプレゼントを預かって子どもたちに届けている。さらにその家庭から受け取る寄付金(チャリティー金)を活用して国内外の恵まれない子どもへの支援に役立てている。
全国各地で行われている取り組みで香川は今年8年目。現在、香川がボランティアサンタと、サンタに来てほしい家庭を募集している。いずれも申込みは12月17日まで。家庭への訪問希望者はチャリティー金として三千円が必要。菅谷さんは「プレゼントを受け取る側だった子が大きくなってボランティア側にまわってくれていたり。とてもやりがいがあると思いますよ」と呼び掛けている。
詳細や問い合わせ等は〈kagawa@mom.charity-santa.com〉
もしくは次の菅谷さん携帯まで。TEL:090-4333-3950