高齢者生涯学習振興基金が、県内10団体に助成金
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香川銀行が平成5年、創立50周年記念事業の一環として設立した「公益信託香川銀行高齢者生涯学習振興基金」。
同基金は、高齢者の生涯学習活動をおこなう団体や個人に対して助成し、高齢者が年齢に相応しい能力向上と生きがいを求めて学習する機会の拡大に寄与することが目的。
助成額は1件あたり上限20万円で、7月に今年度の助成先を決定。9月2日、高松市亀井町の香川銀行仮本店で目録贈呈式を開いた。
助成先は次の通り。今回が28回目の助成で、助成実績は累計221件、総額3636万円となった。
■永寿会 老人会(綾川町)■民踊 すみれ会(善通寺町)■香川県三豊市豊中町上高野長寿会(豊中町)■大町コミュニティーセンター みんなの朝活実行委員会「みんなの朝活」(牟礼町)■高松友の会 野の花グループ(高松市浜ノ町)■西讃聴覚障害者自立支援の会(観音寺市木之郷町)■ひまわりコーラス白鳥(東かがわ市湊)■絵本を楽しむ会「ふくふく」(高松市昭和町)■高松聴覚障害者協会(三木町)■栗林校区コミュニティ協議会(高松市栗林町)
主催者を代表し香川銀行の本田典孝頭取があいさつ。生涯学習を通じた地域貢献に取り組む団体の活動を評した。
助成団体を代表し、野の花グループの木村富美子代表は「今回の助成決定をさらなるステップに、会としての活動の場を広げていきたい」と謝辞を述べた。