若者採用に取り組むユースエール認定企業に認定通知書を交付
| 経済ニュース
若者の採用・育成に積極的で、若者の雇用管理状況などが優良な中小企業を、若者雇用促進法に基づき厚生労働大臣が認定する『ユースエール認定企業』制度。ユースエールの認定を受けると行政が情報発信を支援するなど、企業のイメージアップや優秀な人材確保などが期待できる。
香川労働局(本間之輝局長)は基準適合事業主として認定した県内2社に認定通知書を交付した。新型コロナ拡大により交付式が延期となっていたことから、今回合同で開いたもの。
老人福祉・介護事業の社会福祉法人喜勝会(高松市一宮町 小出克元理事長)は今年2月28日の認定。労働時間や有休休暇取得実績の基準をクリアし、育児休業取得時に自社の保育所を利用でき、登録ヘルパーを含め育児休暇取得率は100%を達成した。
管工事業の西工業㈱(観音寺市吉岡町 大西圭二社長)は9月9日の認定。同社も基準をクリアし、働きながら子育てのしやすい職場環境であることを示す子育て行動計画策定企業認定マークを香川県から取得するなど、子育て支援にも積極的に取り組む。
10月1日、香川労働局で認定通知書交付式があり喜勝会の小出理事長(写真中央)、西工業の大西裕子取締役(写真右)に認定証をおくった。