今年は商店街が舞台、子どもら熱心に“ものづくり”/「さぬき産shokuフェスタ」
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親子で気軽に参加できる地域貢献イベント「さぬき産shokuフェスタ〜中央会青年部まつり2016〜」が10月30日、高松南部商店街(南新町・田町・常磐町)であった。
イベントは、香川県中小企業団体中央会青年部(木村一夫会長)および、香川県中小企業団体中央会(国東照正会長)の主催。体験型のワークショップなどを通じて地域の子どもたちに、地元で働くことの楽しさや、伝統技術の素晴らしさを伝えようと毎年開催している。今回で3回目。これまでサンポート高松(高松市サンポート)を会場に行ってきたが、今年は商店街に舞台を移した。(さぬき)産shokuは、「食」「職」「触」の3つのテーマを掛け合わせている。
この日朝、田町警備派出所前でオープニングセレモニーがあり、木村会長と国東会長、大西秀人高松市長をはじめとした関係者らが出席。はじめに木村会長が、「子どもたちに今日の体験を心に刻んでいただくことで、将来の地域雇用に貢献できれば」とあいさつした。
和太鼓演奏で幕を開けるとともに、同会に加盟する中小企業組合ら14団体が通路にブースを設けて出展。「なにあれ〜」と興味津々で駆け寄った子どもたちは、工具を使って延長コード、水道管をベースにした楽器づくりなどに挑戦。ドライバーを駆使してコードを完成させた女の子(小学3年生)は、「苦労したけど、なんとかうまくできた」と満足げに話し、ものづくりの難しさ、大切さを学んだ様子だった。
このほか、同派出所前のメインステージでは、フラダンスや専門家を招いた食に関するトークショーもあった。