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カマタマーレ後援会が定例理事総会開く/さらなる会員獲得に向けた事業計画承認

 サッカーJ2・カマタマーレ讃岐の入場者数増加やスポンサー拡大に努めるカマタマーレ後援会(川村延廣会長)は5月9日、高松市福岡町のホテルパールガーデンで定例理事総会を開き、平成28年度の事業計画や収支予算などを発表した。
 この日、会場には川村会長をはじめ、山下幸男社長(㈱カマタマーレ讃岐)や松下雄介高松市副市長、德田善紀丸亀市副市長らが出席。あいさつで川村会長は、「チームも幸先良いスタート。ますます我々の役割も大きくなってきている」とコメントした。
 今年度の主な事業計画については、プレミアム会員を6社(4月30日現在6社)、特別会員を24社(同19社)、法人会員を200社(同161社)、個人会員を530人(同385名)に引き上げる目標値を設定。県下の各種団体に向けて入会促進活動を行うほか、カマタマーレ讃岐営業部隊との連携強化、カマタマーレ讃岐が実施するイベントに連動した勧誘活動などを通じて後援会加入者の増強に尽力する方針。前期繰越金と会費収入から、特典入場券やカマタマーレへの寄付金等にあてる。これらの事業計画や収支予算などは同日、すべて承認された。
 入会の申込等は下記まで。
TEL:087-887-3280(カマタマーレ後援会事務局)


誰でも気軽にデザインの相談を/北浜アリーで「瀬トB CAFE」

 「瀬トB CAFE」と題した、デザイナーと相談者をつなぐマッチングイベントが4月26日、高松市北浜町のカフェであった。
 イベントは、県内を中心に活躍するクリエーター団体「瀬ト内工芸ズ。」(運営:㈱スクルト 高松市牟礼町 村上モリロー社長)の主催。今回で3回目。
 これまではホテルの会議室で行っていたが、誰もがもっと気軽に参加しやすいよう開催場所をカフェに移した。リラックスできる環境で、より交流を深めてもらうことがねらい。
 この日、デザイナーら5人が各テーブルに分かれ、経営者や学生などデザインに悩む相談者と意見交換。和やかな雰囲気のなか、デザイナーは相談者の悩みに対して丁寧なアドバイスをしていた。


四国初の定期航空路線「高松ー香港線」の就航決まる、7月6日から/県庁で調印式

 今年7月6日から、四国初の定期航空路線「高松ー香港線」が就航することを受け4月22日、香川県と香港のLCC航空会社・香港エクスプレスが相互交流に関する協定を結んだ。 
 このたび香港線に使われる航空機は、174または180席の「エアバスA320」で、毎週火・水・日曜日に運航。1日1往復の週3往復する。同路線の開設を機に観光をはじめ、両地域間の交流拡大や文化、県・四国経済の活性化を目指す。
 当初は週2便を予定していたが、チケット発売から僅か10日ほどで約五千人が申し込む事態。その状況を受け週3便に増やした。また、「夏は観光シーズンで、まだまだ予約は増え続ける見通し」としており、さらに増便することも考えているという。
 22日には、県庁で調印式があり、浜田恵造県知事や香港エクスプレスの取締役兼CEO、アンドリュー・コーエンさんらが出席。それぞれ協定書に署名した。
 あいさつで浜田県知事は、「香港線が高松空港に欠くことのできない重要な国際線に飛躍するよう全力で取り組みたい」と述べ、アンドリューさんは、「日本への送客(インバウンド)に少しでも貢献できれば」と話した。


地元の就職率アップを/香川大学と香川経済同友会が連携協定結ぶ

 香川大学と(一社)香川経済同友会は4月21日、地域経済の活性化や人材育成を、より円滑に進めるための連携協定を締結した。
 同大学と同会は、すでに共同・受託研究や、地元に就職した卒業生との交流会ほか、就職セミナーや企業見学会の開催、インターンシップ先開拓などの連携協力を行ってきたが、今回の協定締結で、さらに関係性を密なものに強化。今後、これらの取り組みをもっと深く掘り下げるなどして地元に就職する学生らを増やし、地方創生を目指す方針としている。
 この日、高松市幸町の同大学研究交流棟で締結式があり、長尾省吾学長と、同会の十川道信氏・下村正治氏の両代表幹事らが出席。それぞれ協定書にサインした。
 あいさつで十川代表幹事は、「学生と企業のマッチングを念頭に置き、連携協定を実りあるものにしていきたい」と述べ、それに続いた長尾学長は、「産学連携の強化で、地域活性化に貢献したい」と話した。


観音寺職業安定協会が創立50周年/記念講演に書道家・武田双雲さん招く

 観音寺職業安定協会(守谷 通会長)の創立50周年を記念した講演会と式典が4月18日、観音寺グランドホテル(観音寺市坂本町)で開かれた。
 同協会は昭和42年に三豊・観音寺地域の企業148社で発足し、これまで労働力の確保対策や、従業員の福祉対策などに尽力。現在の会員企業は約300社にものぼる。
 この日、会場には会員企業ら約100人が出席。式典前には、NHK大河ドラマ「天地人」や、世界遺産「平泉」などの題字を手掛けた書道家・武田双雲さんを招いた記念講演があり、「双雲流ポジティブ思考法〜しあわせになれる はたらきかた〜」と題したテーマのもと、持論を展開した。
 講演で武田さんは、「優柔不断な人と聞くとマイナスイメージを持たれることも多いが、一方で、じっくり物事を見て考えられる人とも捉えられる。また、物事を悩まずどんどん進められる人は仕事ができる一方で、リスクマネジメントを考えると、少々危険な人とも捉えられる」と話し、「ポジティブとネガティブは表裏一体」と述懐。
 「例え仕事の状況が悪くても視点を変えると、どこかプラス面がみえてくる」とし、「ポジティブかどうかは考え方、捉え方次第である」と主張した。
 引き続きあった式典には、守谷会長をはじめ、香川労働局の辻知之局長や、白川晴司観音寺市長らが出席。あいさつで守谷会長は、感謝の言葉を述べながら「今後も地域の雇用が安定し、働く人が喜びを実感できるような環境づくりに尽力したい」と抱負。辻局長は、「誰もが地域や職場で活躍できる社会の実現を目指していきたい」と話した。