伊吹島産いりこ使用の万能調味料「讃岐の素」を発売
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飲食店を展開する藤田(株)(観音寺市観音寺町 藤田圭造社長)は、伊吹島産いりこを使用した万能調味料「讃岐の素」を開発、12月より販売を本格化させた。
発売したのは醤油仕立ての「いりこ飯の素」と、白味噌仕立ての「讃岐の白味噌いりこだし」。伊吹漁協や(株)イヅツみその協力も得ながら商品化した。
ベースとなるのは、昔ながらの手間を惜しまない工程で、伊吹いりこからダシを取った白だし。「いりこ飯の素」は、いりこの香りが広がる少し甘めの醤油仕立てで、風味を残すために、最終工程で「追いいりこ」処理を施しているため、豊かな香りが特長。いりこ飯やカキ飯、タコ飯をはじめ、うどんつゆなど麺つゆや、筑前煮などの煮物にも使用できるなど用途は幅広い。
また白味噌ベースの「讃岐の白味噌いりこだし」は、讃岐名物のあん餅雑煮や煮物をはじめ、特に水炊きの付けだれとしての利用がおすすめ。バターやホワイトソースとの相性も良いため、和洋食問わず幅広く使える点が魅力だ。
価格は「いりこ飯の素」(195ml)680円、「讃岐の白味噌いりこだし」(同)780円。問い合せ0875-24-2121