さぬき麺業が九州に直営店
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さぬき麺業(株)(高松市松並町 香川政明社長)が九州エリアに進出。昨年12月、福岡・大鳥居店をオープンした。
北九州市若松区大字大鳥居460-4。全国大手の飲食店が建ち並ぶロードサイドに位置する。
大鳥居店は、38年前から同所でさぬき麺業のFC店が営業を続けてきたが、オーナーが高齢となり閉店を決めたことから、同社が直営店として営業を引き継いだもの。
約400坪の敷地に70坪の店舗で、総席数は82。10時〜20時。
これまでは高松からうどんと出汁を送り提供してきたが、直営店になり現地で手打ちうどんを提供している。
メニューは香川県内の店舗と同じだが、今後現地の趣向に合わせ融合したメニューも盛り込んでいく。福岡で人気の高い「ごぼ天うどん」のほか、鍋焼きうどん、丼物とのセットメニューのオーダーが多いという。
ラーメン文化のイメージが強い福岡北九州だが、実はうどん処で人気は根強い。チェーン展開する地元のうどん店もあり、うどん激戦区でもある。
大鳥居店で手応えを感じており、香川社長は「数年内に福岡県内で5〜10店舗ほどの新規出店を計画している。立地によってはセルフ店もチャレンジしたい」と意欲的だ。並行して名古屋や東京への進出も企図していくという。
現在同社は香川県内6店、大阪市内3店、大鳥居店の10店舗体制。