地域スポーツを盛り上げろ/瓦町FLAGで勉強会
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地域スポーツ球団の役員らが一堂に会し、参加者とスポーツを通じた地域づくりを考える会合が2月5日の夜、瓦町FLAGの市民活動センター(高松市常磐町)であった。
会合は、地域活性化の一つとして、「スポーツコンテンツの強化や育成も必須」と考える四国運輸局の小幡章博観光部長が呼び掛け、実現に至った。
この日、観光関係者をはじめとした約35人が参加。講演には星島郁洋球団社長(高松ファイブアローズ)、岩澤健常務執行役員(カマタマーレ讃岐)、安岡章夫代表(香川アイスフェローズ)、池田省吾球団代表(香川オリーブガイナーズ)らが立ち、各々の球団の現状や課題等を報告。
トップリーグ入りなどが目標に掲げられる一方、どの球団も観客動員数の伸び悩みの打開や、スポンサーの支援の拡大が課題であると説明。
「一度、試合を見に足を運んで欲しい」と呼び掛けながらも、「地域に愛され、応援したくなるスポーツでなければいけない」と気を新たに引き締め、チームの魅力づくりにも尽力していく意向を示した。
このほか、香川大学工学部の中村一樹氏からは、ホームスタジアム周辺の施設と観客とを結びつけるスポーツツーリズムの提案もあった。