求職者念入りに保育園選び/保育士就職相談会
| 経済ニュース
保育士に的を絞った就職相談会(香川県主催)が3月11日、ハローワーク高松(高松市花ノ宮町)であり、会場には香川県保育士人材バンクとハローワーク高松、高松市がブースを設け、求職者の相談に応じた。
面談では、各担当者が求職者に対し保育士経験の有無、希望する雇用形態などを問いかけ、条件に合った保育園を紹介していた。
求職者に保育園を選ぶポイントについて聞いたところ、「(子どもがいるので)融通がきく」、「土日祝が確実に休み」、「残業の有無」、「施設が掲げるスローガンに共感できるか」、等々。また10年以上の保育士キャリアを持つ女性(61歳)からは、「保育園の清潔感と職員のあいさつ。それだけでレベルが分かる」という鋭い意見もあった。
香川県子育て支援課の担当者によると、保育士は慢性的な人手不足。夫婦の共働き、職員の働き方が多様化するなどして需要は増加。施設側は苦しい状況が続いている。
香川県保育士人材バンクでは、これから保育士として働きたい人、または復職したい人に求職登録を呼び掛けている。
「保育士ガイド」で検索。http://www.kagawa-hoikushi.com