高松の「まちなかループバス」/レトロな印象の新車両がお目見え
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高松丸亀町商店街振興組合(高松市丸亀町 古川康造理事長)はこのほど、経済産業省と高松市の支援を受け、高松市街地を走る「まちなかループバス」に新バスを導入。3月31日には、そのお披露目式が高松丸亀町一番街前ドーム広場であった。
新バスは、どこかレトロな印象を与える、緑色と赤色を基調にした32人(座席18人、立席14人)が乗車できるノンステップバス。乗車口に取り外し可能なスロープを使うことで、車椅子の利用客でも楽に乗り降りできるようにした。4月1日から運行を開始している。
この新バスの導入に伴い、同組合はこれまで運行していたマイクロバス2台を2組に無償譲渡することを決め、12月からホームページ上で引き取り手を公募。
応募があった12組のなかから審査し、高松ホテル旅館料理組合(高松市丸の内町 三矢昌洋理事長)と、㈲向陽自販(高松市三名町 岡隆夫社長)に寄贈することにした。
新バスのお披露目に続き同日には、その譲渡式も同所であり、古川理事長をはじめ三矢理事長、岡社長らが出席。高松旅館料理組合は県内に訪れた観光客向けの周遊バス、向陽自販はスリランカに贈り、スクールバスとして活用していく方針とした。