四国に新幹線の導入アピール/香川経済同友会の代表幹事ら県庁訪ねる
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(一社)香川経済同友会は4月11日、四国に新幹線の導入を求める共同アピール「四国の新幹線導入に向けて」を、香川県に提出した。
共同アピールは、四国4県の経済同友会がとりまとめたもの。その内容としては昨今、北陸新幹線や北海道新幹線も開業していくなか、日本列島で四国だけが空白地帯であるとし、新幹線は「地域経済の活性化や、観光振興のための重要なインフラになる」と謳ったうえで、40年以上も基本計画に留まっている四国の新幹線計画を早期に整備計画に格上げすべき、などと記している。
同日、十川道信氏と下村正治氏の両代表幹事らが県庁を訪れ、浜田恵造県知事に共同アピールを手渡した。
あいさつで十川代表幹事は、「4県の経済同友会が連帯し、四国新幹線の実現に向けて進んでいきたい」と抱負を述べた。
四国4県の経済同友会は平成26年12月、四国新幹線に関する検討会を発足。これまで高松市や松山市で勉強会を開催するなどしている。