地元の就職率アップを/香川大学と香川経済同友会が連携協定結ぶ
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香川大学と(一社)香川経済同友会は4月21日、地域経済の活性化や人材育成を、より円滑に進めるための連携協定を締結した。
同大学と同会は、すでに共同・受託研究や、地元に就職した卒業生との交流会ほか、就職セミナーや企業見学会の開催、インターンシップ先開拓などの連携協力を行ってきたが、今回の協定締結で、さらに関係性を密なものに強化。今後、これらの取り組みをもっと深く掘り下げるなどして地元に就職する学生らを増やし、地方創生を目指す方針としている。
この日、高松市幸町の同大学研究交流棟で締結式があり、長尾省吾学長と、同会の十川道信氏・下村正治氏の両代表幹事らが出席。それぞれ協定書にサインした。
あいさつで十川代表幹事は、「学生と企業のマッチングを念頭に置き、連携協定を実りあるものにしていきたい」と述べ、それに続いた長尾学長は、「産学連携の強化で、地域活性化に貢献したい」と話した。