署名数10万人目指す /高松城の復元を進める市民の会が瓦町FLAGで総会
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地元の経済団体らが結束し、日本三大水城・高松城の天守復元を目的に発足した「NPO法人高松城の復元を進める市民の会」(古川康造理事長)の総会が5月14日、高松市常磐町の瓦町FLAGで開かれ、今年度の事業計画や収支予算などを決めた。
この日、同会会員ら約40人が出席。はじめに古川理事長が、「地方創生は観光が目玉。もっと香川県に観光客が訪れるよう市民の皆様の声をたくさん集め、復元に取り組みたい」と、あいさつした。
今年度の事業計画は、最重要事業として、同会への協力を求める署名活動を実施する。今年8月〜平成30年3月までの期間中に署名数10万人を目指し、集めた署名簿は高松市に提出する方針。そのキックオフイベントが8月28日、丸亀町3町ドーム広場で開かれる。
また、情報発信事業として、会報誌を来年1月頃に発行するほか、城の復元をテーマにした講演会を11月頃に開く予定。見学会事業では、山口県の毛利氏庭園・毛利博物館を7月に視察する。会員増加事業については、個人会員を200人に、法人会員を60社に引き上げる目標数値を設定。会費は会報誌の作成や見学会、講演会などにあてる。
また今回は総会と合わせ、はじめて交流会を開催。そこでは徳島県小松島市出身の作詞家・東根泰章さんが参加し、自身が手掛けた高松城の応援歌「水城玉藻高松城」を初披露した。3番まであり、高松城の特徴や魅力を詞に乗せている。
入会等の問合せは下記まで。
TEL:087-821-1651(高松丸亀町商店街振興組合)