「TSUTAYA高松サンシャイン通り店」5月下旬頃オープンへ/伏石店から移転
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大手レンタルビデオチェーンのTSUTAYA(東京都渋谷区)が高松市林町に新店を準備中で、5月下旬〜6月上旬頃のオープンを目指していることが分かった。
運営は、TSUTAYAを展開する「カルチュア・コンビニエンス・クラブ㈱(東京都渋谷区 増田宗昭社長)」にFC加盟している、「㈱エルジオ(岡山市 木村容治社長)」。
新店名は、地名からとった「TSUTAYA高松サンシャイン通り店」。場所は香川大学工学部のすぐ西隣。同大同学部の敷地をエルジオが買い取った。
元は更地。東バイパス通り沿いにある既存の「TSUTAYA伏石店」から移転オープンする形となる。
新店は鉄骨造の2階建て。敷地面積は約5900㎡。駐車場は約127台分を設ける予定としている。設計は㈲料治建築設計事務所(岡山市)が務め、施工は㈱合田工務店(高松市)が手掛ける。
基本的に1階は、本をはじめ文房具や雑貨などを幅広く販売していくスペースに。2階は、CDやDVDの販売、映画・音楽・コミックレンタルを行うスペースにあてる。また、多くの家族連れを想定し、子どもらが自由に遊べる広めの「キッズコーナー」も設ける。
このほか、伏石店にはなかった大きな特徴として、店入り口付近にカフェ「タリーズコーヒー」を併設。店1階から2階へと続く螺旋階段をつくり、自由に行き来できるよう仕上げる。また、タリーズでコーヒーなどを購入した顧客は、売り場の本を持ち込んで読書ができる。1階にはテラス席も用意する。
エルジオ四国支店(高松市林町)の廣野佳成支店長は、「いつ来ても家族で楽しめる店にしていきたい」と話している。
なお、エルジオ四国支店は今回の移転を機に、東バイパス通り沿いに構える事務所を新店内に移す。