新発売の「鶏ねぎ餃子」と「もち米肉だんご」順次4月からスーパーに/㈱フジフーヅ
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JAグループで、チルド餃子の製造を得意とする食品メーカー・㈱フジフーヅ(さぬき市長尾西 名倉敬社長)が3月14日、中華の新商品「鶏ねぎ餃子」と、「もち米肉だんご」を同時発売した。4月から中四国(ムーミー、山陽マルナカなど)ほか、近畿エリアのスーパーにも順次並べていく。企画開発課の庵原千明課長は、「2つ合わせて月間で5万パック、売上にして一千万円を目指す」と意気込んでいる。
新発売の餃子は、40年以上前から香川県で親しまれていた「ルーちゃん餃子」を改めた新シリーズ「らりるれルーちゃん愛菜中華」の第一弾。JAの集荷場から直接仕入れた、カロテンたっぷりの香川県産の青ネギをふんだんに使って「シャキシャキ感」をグッと引き出したほか、ニーズに合わせた「さっぱり味」に仕上げようと、豚肉の変わりに鶏肉をチョイスした。さらにニンニクは不使用のため、口に残る特有の臭いを気にせず食べられるようにしている。
一方、新発売の肉だんごは、点心の定番とされる「真珠だんご」をベースに開発された一品。蒸し器を使わず、トレイのまま電子レンジで約1分半(6個・500W)加熱してすぐに食べられるのが最大の売り。小腹が空いたときや、何かとバタバタする朝食、急な来客のおもてなしに強いアイテムだ。しかも、「真珠だんご」と呼ばれる商品が市場に流通するのは香川県でもはじめてとなる。
同社によると、いずれの新商品も女性スタッフ発案のもと、経営コンサルティング会社・㈱サクラ前線(横浜市)の櫻田登紀子社長の指導を加えて商品化に至ったとしている。昨今、働く女性も増えていることから「簡便性」に重きを置き、既存の設備を応用して「超手軽、それでいて旨い」を実現した。
同課の砂川麻理奈さんは、「新鮮な食材にもこだわっているので少々お高めだけど、お客様に選んでいただける商品になればうれしいです。ぜひ食べてみて」と笑顔で呼び掛けている。
餃子は10個入り(1個15g)で、メーカー希望価格は248円。肉だんごは6個入り(1個20g)で、メーカー希望価格は298円。現在、JA香川県が運営する大型農産物直売所「讃さん広場」(丸亀市飯山町)のみ、2つともパッケージなし(中身だけ)の冷凍で、税込200円で販売している。
新商品に関する問合わせ等は下記まで。
TEL:0879-52-3131(フジフーヅ 企画開発課)