相続に関する悩み、会員連携で最善策 /「四国相続診断士会」10月31日発足
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相続に関するあらゆる悩みに対して会員が連携し、最善策を提案する組織「四国相続診断士会」が10月31日に発足。会長にジブラルタ生命保険㈱高松支社(高松市古新町)の高橋伸文氏が就任した。
相続診断士会は、(一社)相続診断協会(東京都中央区 小川 実代表理事)が認定する民間資格を有したメンバーらで構成。協会が掲げる「争う相続を減らし、笑顔相続を広める」という趣旨のもと、認定された相続診断士らが相談者の各事情に合わせた円満な解決策を導く。
例えば、家族や親戚間でトラブルが発生しそうな相続案件を診断士会に相談すれば、相続税に関することは税理士、相続登記に関することは司法書士など、最初の窓口が会内で精通した士業(専門家)に橋渡し、問題解決にあたる。ちなみに会員登録するために、必ずしも士業である必要はない。
診断士会自体は、すでに北海道から沖縄県まで全国各地につくられていて、四国は24番目。今後の活動としては月一回の定例会を開き、相続に関する勉強会や情報交換を通じて自己研鑽を行っていく方針としている。
同日、このキックオフミーティングが高松市内で開かれ、保険会社など40人が参加。四国の発足を記念し、小川代表理事を迎えた講話があった。
小川代表理事は、「相続診断士の使命」と題したテーマのもと、「相続の案件は士業だけでなく、普段から外回りで一般者と接する機会の多い様々な職種の方とチームを組んだほうが必ず良いソリューションを提案できる」と力説。「家族がバラバラになる不幸をなくし、円満に後世に引き継いでいく。そんな社会づくりに貢献したいという想い。このミッションを背景に、資格取得を目指してもらえれば」と呼び掛けた。
四国の立ち上げメンバー12人は次のとおり。※五十音順
▼磯崎亮太(弁護士)、▼扇山博司(税理士)、▼逢坂 剛(税理士・行政書士)、▼岡﨑千佳(行政書士)、▼新川智洋(不動産鑑定士)、▼高橋伸文(ジブラルタ生命保険高松支社)、▼田中智也(司法書士・行政書士)、▼平尾政嗣(税理士・行政書士)、▼松本健士(行政書士)、▼宮村武志(税理士)、▼毛利修平(税理士)、▼門馬良典(司法書士・行政書士)。
直近では11月21日、高松センタービル(高松市寿町)で、一橋香織氏(東京相続診断士会会長=笑顔相続サロン代表)を講師に迎えた「第1回 相続診断士向け勉強会」が、また12月3日には、高松テルサ(高松市屋島西町)で、セミナー及び各士業による個別相談会「第1回 診断士会メンバーによる一般向けの無料セミナー」が開かれる。
詳細や問い合わせ等は下記まで。
TEL:087−823−0550(四国相続診断士会事務局 あい法律事務所内)