新感覚インターンで学生ら学び/香川大で「産業人材育成フォーラム」
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香川大学の学生らが新感覚のインターンシップに参加した学びを報告する「産業人材育成フォーラム」が2月22日、高松市幸町の同大学であった。
フォーラムは(一社)香川経済同友会(竹内麗子・矢野年紀両代表幹事)と同大学の主催。このインターンシップは、受け入れ企業から解決したい悩みを聞き、参加学生がゼミなど指導教員のサポートを受けながら課題解決に取り組むというもの。自らが考えアクションを起こす「実践型」になっているのが特徴で、2005年からはじめた。
今回、学生らを受け入れた先は、島乃香㈱、㈱セリックス、新日本ツーリスト㈱、香川県花き園芸協会。同日は工学部、農学部、経済学部の学生が個人やグループになって活動内容を発表した。
旅行会社と「地元再発見の旅」をテーマに高松市や観音寺市、多度津町などを巡るバスツアーを企画した経済学部の学生グループは、客の反応が良かったことを踏まえ「地元香川でのツアー商品が作れていなかった」ことを企業側の課題に挙げ、「学生ならではの発想で地域の魅力づくりに貢献できた」と所感を述べた。