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高額寄付者に感謝状、38施設・団体に助成決定通知書/香川県共同募金会

 平成29年度の共同募金運動において、(社福)香川県共同募金会の八木壮一郎会長が多額の寄付を行った個人や経済団体らに感謝状を、彼らから集めた寄付金を助成金(30年度助成事業)という形で有意義につかってもらう福祉関係の38施設・団体に助成決定通知書を手渡す式典が4月6日、高松市福岡町の香川県共同募金会館であった。この日、通知書を交付した施設・団体には合計で26,88万円を助成する。
 香川県共同募金会によると、「テーマ募金」を除いた平成29年度の香川県の募金実績(昨年10月〜12月31日)は、2億6,142万円(目標額865万円減)で、前年度と比較して約529万円のダウン。自治会における募金ボランティアが各家庭を訪問して寄付金を集める「戸別募金」は約398万円、各職場の従業員から寄付金を集める「職域募金」は約73万円、それぞれ前年度と比較して減ったことが主要因とみられる。
 一方、NPOやボランティア団体などが募金活動を実施する「テーマ募金」(今年1月1日〜3月31日)では7団体が参加し、目標額465万円に対して428万円(3月26日現在)が集まったとしている。
 また助成について、社会福祉施設の整備や福祉活動費に充ててもらう「広域助成」の要望が58件・4,198万円(前年度比7件減・1,015万円減)であったのに対し、確定した助成額は45件・3,599万円。要望に対する助成率としては過去5年で二番目に低い結果だったという。


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