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「道の駅」を観光拠点に/瀬戸内海地域の官民が高松市内で会合

 四国と本州間の交流人口拡大に向けて取組みを進める「環瀬戸内海地域交流促進協議会」(千葉 昭会長)が4月18日、高松サンポート合同庁舎で会合を開き、「道の駅」を観光拠点にしようと利便性の強化にあたることなどを申し合わせた。
 同協議会は、瀬戸内海周辺地域の経済界や自治体らが一体となって交流を促進し、経済、生活、文化の発展や向上を図る目的で平成26年3月に設置。この日は今年度の第一回目として千葉会長(四国経済連合会会長)をはじめ中四国の副知事ほか、四国運輸局や地方整備局の局長らが出席した。
 今回の会合で申し合わせた交流促進の新たな取組みについて、「道の駅」では、トイレの洋式化や公衆無線「Wi-Fi(ワイファイ)」の整備ほか、クレジットカードや免税に対応していくとした。
 移動しやすい環境の整備には観光地の渋滞対策を検討し、加えて昨今増加するインバウンド(訪日外国人)に向けて観光案内の多言語化も推進する。また情報発信として、中四国地域の自治体広報誌で互いの観光情報を載せる。四国八十八景のプロモーションも実施する方針とした。


女性の美を磨く「香川シンデレラ・プロジェクト」6月下旬スタート/第一期生募集

 女性の美に磨きを掛けることを目的に、6月からはじまる「香川シンデレラ・プロジェクト」(同実行委主催、ハリウッド化粧品協賛)のキックオフイベントが4月22日、高松市伏石町の「La’なら別館」であり、3人のモデルが髪や顔のメイクを通じて輝きを増した華やかな姿をお披露目した。
 同プロジェクトは、女性が生き生きと働くにはまず、自分に自信を持ってもらうことが必要として、メイクを手掛ける有志らが立ち上がり実行委員会を設立。女性の内外面がキレイになることで彼女らが前向きになり、社会でのさらなる活躍、ひいては地域活性化につなげるねらい。
 この日、メイクや美に関心を寄せる女性ら約50人が集まり、会場はほぼ満席。60代2人、30代1人の女性がモデルとなり、「ファッション&ヘアメイク変身ショー」を開催した。
 60代の女性に化粧を施す際、ヘアメイクの講師が「こうすれば小顔に見える」や、ほうれい線に触れ、「こうすれば若々しい印象を与える」など説明しながらテクニックを紹介。メイクを終えた3人が揃って姿を見せたときは会場から「すごくキレイ」、「別人みたい」という声が一斉に挙がった。
 息子にいつまでもキレイと言ってもらいたく今回の参加を決めたという30代のモデル女性は、「本当に気持ちがウキウキする」と喜びもひとしお。「鏡越しにどんどん自分が変わっていくのが分かって嬉しかった」と笑顔をみせた。
 プロジェクトは6月下旬からスタート。1年間かけてカラーと骨格にもとづいたファッションやメイクの指導ほか、リンパトリートメントやマナー、片付け術までを各々のプロが伝授する。カリキュラムはグループレッスンと個別体験を用意している。
 現在、第1期生を募集中。年齢制限なし。定員は先着15人。これに伴うオリエンテーションが5月27日、ビューティスクエアCAT&花のカフェ(高松市一宮町)で開かれる。時間は13時半〜14時半。参加無料。カリキュラムの詳細などを説明する。またオリエンテーションまでに入会すれば年間講座料金12万9,600円(月108,00円×12回払)が、108,000円(月10,800円×10回払)になる。いずれも税込。
 同実行委員会の代表を務める新居美帆さん(㈲キャット社長)は、「1年後、もっと自分が素敵にキレイになりたい、もっと人生を楽しみたいという方に是非ご参加いただければ」と呼び掛けている。
 プロジェクトの申込みや問合せ等は下記まで。
TEL:087-886-8056


今年の「かがわ21世紀大賞」に3人1団体/香川県のイメージアップに貢献

 香川県のイメージアップやにぎわいづくりに貢献した個人・団体を顕彰する平成30年「かがわ21世紀大賞」の表彰式が4月19日、県庁で行われ、このたび受賞した特定非営利法人香川のみどりを育む会の代表者と、馬場加奈子さんが出席した。
 香川県が3人・1団体を今年の受賞者として決定。選ばれたのは、▼東京都在住の松尾 豊さん(東京大学大学院工学系研究科特認准教授)、▼ロシア・モスクワ在住の松田華音さん(ピアニスト)、▼高松市の特定非営利法人香川のみどりを育む会(みどりづくりボランティア団体)、▼高松市在住の馬場加奈子さん(㈱サンクラッド社長)。
 松尾さんは、AI(人口知能)技術、特に深層学習と言われるディープランニング技術研究の第一人者としてグルーバルに活躍。また香川県産業活性化アドバイザーとして行政の課題解決に向けたAI技術の活用を提言するなどして香川県の発展に尽力している。
 松田さんは、4歳でピアノをはじめ、平成26年9月、世界最高とされるモスクワ音楽院に日本人初となるロシア政府特別奨学生として入学。香川に何らかのゆかりのある人が、海外で香川の魅力をPRする「KAGAWAアンバサダー」として情報発信に努めるほか、「かがわ芸術文化祭2017」では世界最高峰の指揮者ワレリー・ゲルギエフさんと共演し話題を集めた。
 香川のみどりを育む会は、香川県樹木医会と香川県緑サポーターの会の有志が中心となって設立し、緑化啓蒙活動を精力的に行っている。昨年11月、香川県が会場になった「第41回全国育樹祭」では、植樹樹木の選定や配置、園内の育樹指針に関する指導など技術的な支援に貢献した。
 馬場さんは平成23年、学生服のリユースショップ「さくらや」を開業。ありそうでなかったビジネスとして一気に注目を集め、現在、全国に30店舗以上を展開している。またこのたび、補修が難しくなった学生服をバッグやポーチに作り替える「リメイク事業」の取り組みが高く評価され、昨年10月、「循環型社会形成推進功労者・環境大臣賞」を受賞。地域の雇用や障害者就労支援ほか、先輩創業者として女性起業家の育成にも熱心に取り組んでいる。
 19日の式で浜田知事から表彰状を受け取った馬場さんは、「お母さんたちの困り事はたくさんある。その声を反映し、各関係機関と一緒に解決していける仕組みをつくっていければ」と抱負。さくらやの存在意義については、「地域になくてはならないお店でありたいと思います」とにこやかに話した。松尾さんと松田さんの表彰式は日程を調整したうえで後日行う。


洋菓子のルーヴが4月25日で創業40周年/プレミアムケーキや復刻版スイーツなど企画

 菓子工房ルーヴが4月25日で創業40周年を迎える。これを記念した商品として最高級の材料をつかった「プレミアム・パウンドケーキ」や創業初期の復刻版スイーツ、イベントなどを仕掛けていくことが4月15日、分かった。 
 まずは復刻版スイーツとして、ケーキ系菓子「モカザーネトルテ」とチョコレート菓子「マンデルシュプリッター」を3店舗(空港通り店・番町店・おんまい店)で販売する。4月25日から4月30日までの期間限定。
 また、記念企画として5月24日には特別スイーツが食べられる「ルーヴ スペシャルスイーツフルコース」と題したイベントも行う。13時半〜15時、15時半〜17時の2回。募集定員は1回につき32人(4人×8卓)で、料金は税別二千円。チケットは4月15日から空港通り店2階のカフェで直接販売している。なくなり次第終了。
 このほか、キッズお菓子教室(5月6日開催)や工場見学会、スイーツ検定などのイベントも企画している。夏や冬の季節に合わせたスイーツの販売計画もある。
 ルーヴは1978年、高松市古馬場町(ライオン通り)にドイツ菓子の店としてオープン。洋菓子やパン、チョコレートの製造販売からスタートし、2002年、本店を空港通り店(1999年オープン)に移転。コンクールやコンテストなどで数々の最高賞を受賞している。同社の野﨑幸三専務取締役は、「これからもお客様に喜んでいただけるよう、いろんな取組みにチャレンジしていきたい」と話している。


ブライダルのときわ、北浜アリーにチャペル新設/挙式から2次会までエリア内で

 高松市北浜町の商業施設集約エリア「北浜アリー」に新チャペルが誕生。4月13日、グランドオープンした。
 同エリア内には、ブライダルのトータルプロデュース会社・㈱ときわ(徳島市 髙藤富士子社長)が2017年4月、倉庫をリノベーションして開業した婚礼施設「KITAHAMA W(キタハマダブリュー)」があり、1日1組限定で完全貸切型の結婚式を行っている。
 このキタハマダブリューに今回、チャペル「KITAHAMA CHAPEL(キタハマ チャペル)」を新設したことで、挙式から披露パーティー、2次会までがエリア内で完結できるようにした。待ち合わせの際も近くの飲食店を利用するよう呼び掛けるなどして、北浜アリー一帯の活性化に一役買う。
 チャペルは婚礼施設と同じく倉庫をリノベーションして改装。列席者の長椅子などはアンティーク家具で揃えた。着席64人の最大90人まで収容可。
 バージンロードの両サイドには枝木を置き、新郎新婦が重なり合う意味を込めて頭上で交差させている。このほか、壇上には新郎新婦が誓いを立てる「シンボルツリー」を設置。流木を組み合わせてこしらえた。ノンレトリックの担当者は、「その人らしい、自由度の高い挙式をご提案していければ」と話している。 
 同社は2015年4月、香川初のブライダルセレクトショップ「ノンレトリック」を高松市丸亀町(丸亀町商店街内)にオープン。ここではブライダル関連の衣装レンタルなどを手掛けている。