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今期FC参入、売上目標51億2千万円に設定 /ファミリーホームが「経営計画発表会」

 住宅メーカーの㈱ファミリーホーム(高松市寺井町 千田善博社長)が1月12日夜、高松市木太町の高松国際ホテルで「第23期経営計画発表会」を開き、今期の方向性を明らかにした。
 同社は、四国を中心に支店や営業所を展開し、「月々4万円台からのマイホーム」が売りのピュアハウスを手掛ける。昨年は本社横に体感型ショールーム「住まいの図書館」をオープン、県外に新たな営業所を開設するなどして更に体制を強化。今期はリノベーションを中心としたFC事業に参入し、新たなプロジェクトをスタートさせる。
 また、スローガンには、「夢とロマンを持って、全員の知恵を結集して、『全国展開から全国制覇』にチャレンジしていこう!」を掲げ、全社員が売上金額五一億二千万円、棟数255棟の目標達成に向けて尽力する方針とした。
 この日、取引先の金融機関や協力会社の役員らが出席。はじめに千田社長が、「社員の一人ひとりが自分らしい良い仕事を提供すれば、必ず組織は成長していくものと信じております。今期はその思いで頑張ります」とあいさつ。続いて登壇した加藤徹也代表取締役専務は、「昨年はショールームや営業所の開設等々、例年にない社内の大きな動きで営業活動が思うようにいかなかった」と振り返ったうえで、今期はFC事業の期待にも触れつつ、「各部署との連携・共有を大事にしながら前進したい」と抱負を述べた。 
 その後、各支店や営業所のトップらが、各店ごとの年間販売目標など事業計画を発表。社員を代表して杉木善信氏(新居浜営業所)が、「お互いに知恵を出し合い連携しながら、目標達成と自己実現に向けて努力します」と千田社長に宣誓した。
 式典の閉会後は、同社社員と出席者らが交流を深めるレセプションもあった。 


㈲味源、今年は“パクチー”旋風巻き起こす

 ㈲味源(仲多度郡まんのう町 西山泰和社長)は、ブームが続く「パクチー」の商品展開を本格化させる。
 昨年11月には“パクチー好きの、パクチー好きによる、パクチー好きの為の”をキーワードに、「パクチー柿の種」「パクチー4種のミックスナッツ」「パクチーポテトサラダ」を投入。同3月に発売した「パクチーチップス」「パクチースープ」などとあわせ、身近な食べ物のパクチー化に成功し、ブームも後押しして市場での支持を拡大中だ。
 「パクチー柿の種」は、特殊製法により柿の種とピーナッツに、パクチー粉末を使って更なる強い香りを添加させることに成功。パクチー好きにはたまらないエスニックな香りや味を楽しみながら、柿の種とピーナッツを楽しめる。参考価格350円(税抜)、内容量は70㌘。
 また「パクチー4種のミックスナッツ」も柿の種同様、特殊製法によってアーモンド、ピーナッツ、カシューナッツ、クルミにパクチー粉末を使って更に強い香りを添加。酒のつまみやおやつの好適品として、パクチー好きにはたまらない商品となりそうだ。参考価格500円(同)、内容量80㌘。
 一方で「パクチーポテトサラダ」は、乾燥させたマッシュポテトのフレークにドライパクチーを絶妙な割合でブレンドし、エスニック風味のポテトサラダの素を開発。湯を注いてかき混ぜるだけで、パクチー風味の効いたポテトサラダが完成する。サラダのトッピングとしてはもちろんのこと、そのまま食べても満足できる商品に仕上がっているという。参考価格は400円(同)、内容量120㌘。


「日経WOMAN載りました」/馬場加奈子社長ら、大西高松市長訪ね報告

 学生服のリユースショップ「さくらや」を立ち上げ、パートナー制で全国展開する㈱サンクラッド(高松市上之町)の馬場加奈子社長が昨年12月28日、高松市役所を訪ね、大西秀人高松市長に「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2017」の7つの賞のひとつ「子育て家庭応援ビジネス賞」に選ばれたことを報告した。
 ウーマン・オブ・ザ・イヤーは、女性のキャリアとライフスタイルを応援する全国版の女性誌「日経WOMAN」(日経BP社発行)が、年間を通じて目覚ましい活躍を遂げた女性らを毎年表彰している。
 このたび、全受賞者8人のなかの一人に馬場社長が選ばれ、12月に発売した「日経WOMAN 1月号」に、創業のきっかけから現在に至るまでの経緯などが詳しく掲載されている。
 このほか、馬場社長と大美光代代表(base colors)、高松信用金庫が手を組み、同金庫の各支店を会場に開催している、女性の活躍を応援する実践型講座「キャリスタ塾」の途中経過も報告。
 キャリスタは、馬場社長と大美代表、人見訓嘉社長(㈲CONERI)の3人が講師を務める座学ほか、講師も交えた参加者同士が意見を出し合うグループディスカッションなどを実施。毎度、女性の輝かしい働き方等を考え、全員で共有している。女性対象で1期につき3回受ければ修了となる。
 この日、約1年半かけて5期までが終わり、概ね60人の卒業生を輩出したと説明。今後の予定については、今年6月に塾生らが企画する交流会「キャリフェス」、その開催後は、県内でシャッター通りが目立つ商店街をターゲットに、リノベーションして復活させる「卒業生らが構築する商店街づくり」を計画していると発表した。
 同席した大美代表と久保幸一支店長(同金庫レインボー支店)は、「女性の力は計り知れない」などを大西高松市長にアピール。今後、高松市も連携し、バックアップしていく方針とした。


「今までありがとう」感謝の思い人形に/田村神社で人形供養際

 高松市一宮町の田村神社(池田博文宮司)で12月23日朝、役目を終えた人形を神火で焚く「人形供養祭」があった。
 同神社によると、供養祭は明治期から執り行われている伝統行事。毎年、県内外から数多くの日本人形や雛人形、ぬいぐるみなどが持ち込まれる。今年は約4万体が寄せられた。
 この日は、前日の新潟県糸魚川市中心部で起きた大規模火災を背景に、当日が強風だったこともあり、火事を懸念して神事のみ。火入れは翌24日に行われた。
 高松市内から一緒に雛人形を持ち込んだ60歳台の姉妹は、「私たちの小さい頃はよく部屋に飾っていたけれど、今はずっと徳島県の実家に眠ったまま。だから思い切って供養してもらおうと思って。本当に手放していいものかすごく悩んだけど」と、涙ぐみながら話した。


中小企業らに総合的な解決策提案/日本公庫高松支店と県社労士会が覚書締結

 日本政策金融公庫高松支店(笠原真二支店長)と、香川県社会保険労務士会(大谷義雄会長)が12月16日、「業務連携・協力に関する覚書」を締結した。
 香川県内の中小企業らが抱える資金調達や労務管理等の問題に対し、互いに連携して総合的な解決策を提案していく。中四国において各県の両者が同様の覚書を締結するのは今回はじめてとなる。
 このたびの具体的な連携内容について、▼中小企業向けセミナーや相談会を開催する際は、両者の各種制度や業務内容等について相互に周知するとともに、講師の派遣等について協力を行う「中小企業向けセミナー・相談会への講師派遣」、▼個別企業から相互の専門的な分野について相談したいとの希望があった場合、互いに担当者を紹介し合う等の必要な協力を行う「個別企業からの相談への対応」、▼相互の制度等に対する理解を深めるため、内部研修や会議等において、相互に講師を派遣し制度説明等を行う「相互の内部研修等への講師派遣」、としている。 
 同日、高松シンボルタワー(高松市サンポート)で締結式があり、笠原支店長と大谷会長が出席。覚書にそれぞれ署名した。
 はじめのあいさつで、笠原支店長は、「互いに連携することで、県内企業の経営発展や活性化に貢献していきたい」と述べ、大谷会長は、「今回の締結を機に、県内企業により良い情報とサービスを提供できれば」と話した。