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川島猛さんのデザイン作品に銘板を/高松丸亀町壱番街ドーム広場でお披露目式

 高松丸亀町商店街振興組合(高松市丸亀町 古川康造理事長)はこのたび、高松丸亀町壱番街ドーム広場の路面などにデザインされた5つの作品の銘板を作成。8月3日から各作品付近に設置した。
 5つの作品は、これまで米ニューヨークを拠点に活躍してきた香川県出身の現代美術家・川島猛さんがデザインしたもの。2007年から一般公開されているが、今回の瀬戸内国際芸術祭に合わせ、銘板の設置を決めた。
 銘板には川島さんが命名した作品タイトルとともに、制作意図を記載。作品のタイトルについては、ドーム広場石モザイクに「Peace」、2F手すりに「街の夢」、2Fエスカレーター壁面に「青の夢」、街路石モザイクに「夢の路」、木製ベンチに「歓喜の夢」と、それぞれ名付けた。
 同日、そのお披露目式が同ドーム広場であり、古川理事長や川島さんらが出席。はじめに古川理事長があいさつし、川島さんは作品の特徴を説明。その後、「Peace」の銘板の除幕が行われた。川島さんは、「作品を通じて県外の人にも香川県の魅力をアピールできれば」と話している。


大京グループの㈱穴吹工務店が「くるみん認定」/県内の建設業で初

 香川労働局(高松市サンポート 辻 知之局長)はこのほど、次世代育成支援対策推進法に基づき、仕事と子育ての両立を推進している「子育てサポート企業」に、大京グループの㈱穴吹工務店(高松市藤塚町 徳田善昭社長)を新たに認定した。県内の認定企業はこれで29社目。県内の建設業としては初めてとなる。
 子育てサポート企業は、男性の育児休暇取得を積極的に促すなどして、子育て支援に力を入れる企業を厚生労働省が認定する制度。行動計画の一定基準を満たし、認定を受ければ、認定マーク(愛称くるみん)が使用できるほか、「社員を大切にする、働きやすい企業」のイメージ定着で、優秀な人材を確保しやすくなるなどのメリットがある。
 同社では、▼30代の男性社員1人が育児休業を取得、▼週1回の「ノー残業デー」の呼び掛け、▼年次有給休暇の取得状況を毎月作成管理し、社内全体会議等で情報共有、▼時間単位年休制度の導入、等々を実行し、働き方の改善に取り組んでいる。
 7月27日、その認定書交付式が同局の局長室であり、辻局長から徳田社長に認定書が手渡された。徳田社長は、「女性視点の企画や商品づくりを推し進め、活力ある会社にしていきたい」と話した。


5万5千本が花開き見頃に/仏生山町で県内最大規模の「ひまわり祭」

 満開になり見頃を迎えたことを受け7月31日、県内最大規模の「仏生山 ひまわり祭」が高松市仏生山町の旧香川県農業試験場跡地であり終日、カップルや家族連れらで賑わった。
 ひまわり祭は、谷口建設興業㈱をはじめ、㈱平井料理システムや、㈲後藤哲夫建築事務所など6社が共同で設立した農業生産法人・㈱仏生山ファームの主催。イベントは今回で2回目の開催となる。
 この日、会場には約一万六千㎡の畑に、概ね5万5千本のヒマワリがズラリ。来場者は、「めちゃくちゃキレイ」と家族で声を弾ませながら見て回り、その美しさを満喫。思わずスマホをとり出し、「もっと笑顔で」と、ヒマワリを背景にポーズを決めて写真撮影を楽しんだりする姿もあった。
 また、会場の入り口付近には屋台が設けられ、ヒマワリの種の油をつかったアイスやシフォンケーキ等々、イベントにちなんだ限定商品などが販売されたほか、県内のジャズバンドによるミニライブも行われた。
 高松市内から夫婦で参加していた会社員の男性(27歳)は、「ヒマワリがこんなに良いなと感じるなんて。本当に来てよかった」と感慨深げ。イベントを主体的に企画した谷口建設興業の谷口雄紀取締役は、「来年以降も継続し、一人でも多くの人に足を運んでもらえれば」と話した。


香川県と近畿大学が就職支援に関する協定結ぶ/県庁で調印式

 香川県と近畿大学(大阪府東大阪市 塩崎 均学長)は7月26日、互いが連携協力して学生の就職を支援する協定を締結した。香川県と大学が協定を結ぶのは、今回で14校目。
 現在、香川県では大学進学者のうち、80%以上が県外の大学に進学。その状況のなか、県内から毎年約100人が入学を決める近畿大学と手を組むことで、さらに県内へのU・Iターン就職を促せるようになった。
 具体的な取り組みについては、学内で行う合同企業説明会等で県内企業の情報を発信しアピールしていくほか、インターンシップの受入れ先企業を積極的に紹介するなどして、U・Iターンを希望する学生らの就職活動を支援していく方針としている。 
 同日、その調印式が県庁であり、浜田恵造知事や塩崎学長らが出席。それぞれ協定書にサインした。はじめのあいさつで、浜田知事は、「人口減少の歯止めにもつながるUターン就職等の促進で、深く協力し合えることは非常に心強い」と期待。塩崎学長は、「優秀な人材を輩出し、香川県の活性化に貢献できれば」と話した。


香川県と韓国LCC・エアソウルが協定締結/10月から運航開始へ

 現在、アシアナ航空が運航する「高松ーソウル線」を10月から、子会社の格安航空会社(LCC)・エアソウルに移管する。それを受け、香川県とエアソウルは7月19日、相互交流に関する協定を結んだ。
 使用する航空機は、195人乗りの「エアバスA321ー200」。瀬戸内国際芸術祭秋会期開幕の前日となる10月7日に移管し同月19日以降、現在の週3往復から、週5往復に増やす。
 運航は木曜と土曜以外。高松発は月曜、水曜、金曜が午前、火曜、日曜が午後からの便となる。この協定締結を機に観光振興ほか、さらなる両地域間の交流拡大や県経済の活性化を目指す方針としている。
 同日夕、その調印式が高松市香南町の高松空港であり、浜田恵造知事とエアソウル㈱の柳光熙(リュ グァンヒ)社長が出席。それぞれ協定書にサインした。
 浜田知事は、「LCCは料金的に手軽なうえ、増便もされて利用がしやすくなる。ますます香川県に観光客が増えることを期待したい」とあいさつ。柳社長は、「これまでの搭乗率を上回るよう力を入れたい」と話した。
 「高松ーソウル線」は、平成4年4月に就航して以来、これまで82万人超が利用している。