TAKAMATUいろは市場、5月3日オープンへ
平成10年にオープン以来、高知市の観光スポットとして、また市民のとってもなくてはならない交流拠点となっているのが「高知ひろめ市場」だ。そこを発案し、開業まで持っていき、初代支配人として辣腕をふるってきたのが、岩目一郎氏。今度は香川県で空き店舗が目立つ高松常磐町商店街で新たなプロジェクトを仕掛ける。
名称は「TAKAMATUいろは市場」。トキワ街の旧OPA跡の空きビル(トキワビル)一階部分約千坪のうち、約六百坪を大リニューアルして、そこに約40店舗のテナントを集めオープンさせる計画。
すでに3月より本格的な工事に取りかかっており、ゴールデンウィークを目処に、第一次としてまず揃った店でオープンし、その後はリレースタイルで随時オープンを重ね、7月には全体オープンに持っていきたい意向である。
昨年秋より、具体化に向けて動き出したこの計画。フードコートスタイルの約9割を飲食の店舗構成となるようで、館内の3カ所に各々50名規模のテーブルと椅子を配置し、その廻りにテナントを貼り付けていく。
すでに3月9日付けで建築確認申請が無事に降りたことで、昭和42年築の古いビルゆえ、またファッションフロアから飲食フロアへの転換であるため、ワンフロアのみの使用でも、大幅な設備の更新を行わなければならないようだ。現在全テナント中約9割と契約が進んでいる。「丸亀町グリーン」のオープンをうまく取り込む形で相乗効果も期待する。
街を活性化させたいという熱い思いが実現した“高松版ひろめ市場”の開業。
オープンをしたらぜひ高知に負けないように応援してあげるため、ぜひ足を運んでみてください。