古都金沢と手を組み高松と文化交流へ
古都金沢と瀬戸内高松を結ぶ一本の赤い糸は何だろうか。
それは城下町であり古い歴史の上に成り立つ都市であることだ。
さらに金沢の兼六園と高松の栗林公園という二つのパークが、太い糸で縁続きとなってくる。
このたび多くの人たちの協力によって、その第一弾ともいうべき両市の伝統芸能の公演が実施された。
その舞台として選ばれた栗林公園は、ミシュランにも選ばれた天下の名園。4月25日(日)はすばらしいあでやか踊りと小唄で雰囲気を一変させたのである。
仕掛け人の最たる人は知る人ぞ知る梅原利之氏である。
香川県観光協会会長のポストにある人物だが、次から次へとイベントを仕掛けていくバイタリティには敬服させられた。
元金沢に在住しJRの仕事に携わっていたご縁で、金沢に働きかけ今日のイベントを結実させた。蔭の功労者の一人でもある。
次は大西高松市長と金沢市長を会わせ、文化交流の端緒を作るわけだ。
この日は午前11時と午後1時の2回公演があったが、折から県内外の観光客も多く会場は立見もできるほどの人気ぶり。大成功を収めた。
これをひとつの契機として両市のきずなは、一層深いものに成育されてきそうになってきた。