知事が「香川おもてなしタクシー」に60社、550名を認定
“観光立県香川”の推進に向け、その主翼のひとつを担うタクシー産業において、このほど「香川おもてなしタクシー」の認定制度を導入し、認定試験に合格したドライバーに認定書などを授与した。
今年の2月から3月(計16回)にかけ、百十四銀行、香川県、香川県観光協会、わがかがわ観光推進協議会の共同主催により「タクシー乗務員向けおもてなし研修会」を実施。観光客と接する機会が多く、来県者の香川の第一印象を左右するタクシー乗務員のおもてなし力向上に特化した、官民一体となったユニークかつ先進的な取り組みでもある。
研修会では県観光振興課や県観光協会職員らが香川県の観光の基礎知識についてレクチャーしたほか、(株)百十四人材センター岡部久美子研修部長による接客技術研修などが行われ、これを受講し認定試験に合格した60社、550名のドライバーが晴れて「香川おもてなしタクシー」として知事から認定。
3月30日、県庁にて行われた授与式には、県タクシー協同組合川畑政廣理事長ら県下タクシー会社4団体の代表者が出席し、浜田知事ら主催者から認定証などが手渡された。認定期間は4月1日から2年間。県の観光キャラクター“親切な青鬼くん”を現代風にアレンジした車輌用認定カードは、乗務する車輌に掲示することになっている。