ホーム更新情報物を売るな、物語を売れ!『物語』で売る手法を伝授

更新情報

物を売るな、物語を売れ!『物語』で売る手法を伝授

 高松市と高松商工会議所(竹﨑勝彦会頭)主催にて、湘南ストーリーブランディング研究所代表、川上徹也氏を招き、『物を売るな、物語を売れ!〜売れない時代の新しい売り方〜』を2月6日、同会議所にて開催した。
 同日、会場には魅力ある商品販売を目指す多くの来場者が足を運び、目を輝かせながら氏の講演を受講した。
 川上氏は大阪大学卒業後、大手広告代理店勤務を経て独立。50社以上の企業の広告制作や各種プロジェクトに携わる。東京コピーライター新人賞、フジサンケイグループ広告大賞制作者賞、広告電通賞、ACC賞など受賞歴は15回以上。
 「物語」の持つ力をマーケティングに取り入れた『ストーリーブランディング』という独自の手法を開発した第一人者として知られ、現在は広告に留まらず、企業・団体・地域などが本来持っている価値を見出し、輝く方法を講演や執筆を通じて提供している。
 講演では、「商品の品質、価格も重要であるが、これらで競争している限り、大手企業やチェーン店には勝てない。中小企業は消費者の感情を揺るがす商品力が必要」
 と述べた。
 規模が小さくとも輝いている店舗は、商品だけでなくストーリーを売っている。
 商品に『人』を介入させることで、商品開発の裏側を発信し、その商品にストーリー性を持たせることがポイント。フィクションではない、『会社』『店舗』『商品』『個人』にまつわるエピソードやビジョンを見出すことが、魅力ある商品の誕生に結びつくと発表された。
 『物』だけではなく、背景にある魅力的な付加価値ある商品が、県内市場においても多く立ち並ぶことに注目していきたい。



一覧に戻る