産学官金連携事業/桑の葉サイダーが販売
さぬき市はこの度、産学官金連携事業新商品発表・試飲会を3月29日に開催。特産の桑の葉を生かしたオリジナル炭酸飲料を開発したと発表した。
同事業は地域活性化を目的に企業・学校・行政・銀行がコンソーシアムを形成し、企画から開発まで行う取り組み。生産者やブランディングの専門家といった市内事業者や徳島文理大学に加え、地域金融機関とも協力して昨年7月から開発を進めてきた。
市の出身である発明家、平賀源内のモチーフを活用したPRを推進していることから、「桑」と平賀源内が開発した「エレキテル」と合わせて「クワキテル」と命名。「面白くもなければ誰も興味を惹かない」
という想いのもと、飲んでみたくなるまか不思議な飲み物として、発信力の強い20〜30代の層をターゲットとし販売する。
また、桑の葉の成分で、血糖値の上昇を抑制する効果に期待でき、カフェインを含んでいないことから、妊婦や子どもも飲めることが特長。
同日、会場となったさぬき市ワイナリーには、大山茂樹市長はじめ関係団体が出席。発表会では同大学より水野貴之准教授が登壇し、商品の特長や開発までの道のりを発表する。
大山市長は「何気ない日常の場面で〝クワキテル〟を飲む習慣を根ざし、よりさぬき市全体の活性化に繋げられるよう期待したい」
と、笑顔を見せた。
クワキテルは7月1日より、津田の松原SA、平賀源内記念館などで販売する。価格は270円(税込み)。