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「ダンボールで」避難所のコロナ感染防ぐ / グッドワークと三木町が協定

 もしもの大規模災害で懸念されるのは、被災者が密集する避難所での新型コロナの感染拡大だ。
 避難所での感染症対策に向けて、三木町と段ボールメーカー㈲グッドワーク(三木町井戸一二六一−五 平井信明社長)が7月17日、災害時応援協定を結んだ。このほど同社が開発した、避難所などで使用できるダンボール製の間仕切り及びベッドを、緊急時に町内の避難所へ調達する取り決めだ。
 災害用間仕切りはダンボール板(1m×1・8m)を組み合わせて自由にレイアウトができる。また、防災ベッドは12個のダンボール箱の上に、ダンボール板(1・8×0・9m)を1枚重ね、さらに寝心地を良くするマットを敷いて使用するという。
 伊藤町長は「子供でも容易に持ち運べ、簡単に組み立てられる素晴らしい製品。避難所内での新型コロナ防止に大きく寄与してくれるものと期待」と謝辞を述べた。
 それを受けて平井社長も「常日頃から『ダンボールが、どう役立てるのか?』と考えています。もしもの際に少しでも快適な避難所生活を過ごしていただけたら」と話している。



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