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ピザづくりでチーム力強化を/新感覚研修「クッキングdeチームビルディング」

 ピザづくりを通じてチーム力を高めるという新感覚の研修「クッキングdeチームビルディング」が11月14日、イオンモールモール高松(高松市香西本町)1Fのクッキングスタジオであった。
 研修は、大手通信会社・NTTドコモ四国支社が、社員教育の一つに取り入れてもらおうと四国ではじめて体験教室を開催。内容は、料理を通じて複数のメンバーが共通のゴールを目指し、互いを尊重しながら個々の能力を最大限発揮していくというもの。同社のグループ会社・㈱ABC Cooking Studioが展開する研修で、これから四国エリアでも売り出していくことが決まった。
 この日、香川県内の人事担当者ら約20人が参加し、5人一つのチームに分かれて研修スタート。はじめ参加者らは、「グループとチームの違い」、「良いチームの特徴は」との議題について話し合い、「リーダーが必要」、「互いに不得意分野をカバーする」などの意見を出し合った。
 その後、エプロンを着用した参加者は、「香川」をテーマにしたピザづくりに挑戦。スタジオの講師から生地の作り方を習い、しっかりこねて発酵させる待ち時間、作戦タイムとしてピーマンやベーコン、チーズなど予め用意された具材をどう活かすか、また、生地の形はどうするかを考えた。
 「やっぱり香川と言えばうどんかな」とこぼしつつ、スマホで検索をかけたり、紙に絵を書くなどしてアイデアをどんどん出し合い全員と共有。リーダーや役割分担を率先して決めるチームも。
 生地が焼き上がると早速、具材を散りばめトッピング。それが終わると再びオーブンに。その待ち時間、どんなコンセプトをもとに仕上げたピザなのか、あるいはチームで目標を達成するために実践した工夫などについて議論。最後は各チームの代表者が焼き上がったオリジナルピザの写真を見せながらプレゼンで詳しく解説した。
 瀬戸芸の作品をピザで表現したチームの男性参加者は、「はじめて会った人たちと、ここまで仲良くなって一つの目標に向かえるなんて。料理をチームづくりに活かすのはとても良いことだと素直に感じた。仲間とつくったピザは最高」と話した。


蝉変の異端児 小西 覚

 10月15日、弊社が新たに取り組む自叙伝・自分史事業「ふるじんまちbooks」第一弾として発売した自叙伝「蝉変の異端児」。
 著者は㈱ミロヴィーナスグループ(東かがわ市)CEOの小西 覚氏。
 平成に入り起業したベンチャー企業は香川県内でも数多いが、わずか10年余りでグループの累計の申告所得50億円超というケタ違いの業績を上げた企業はない。また、彼が歩んだ道には、幾人もの新富裕層が誕生した事実がある。
 個人としても、2005年まで税務署が公示していた長者番付(高額納税者)で、県内2位、3位と常に上位でのランクインを続けたことから、その存在は知られたものである。ところが主力の健康食品の流通は東京が拠点、地方経済界との接点がないため、地元でその姿を知るものは少ない、常にベールに包まれており、いつも「噂話」がひとり歩きするだけであった。
 かねてより自叙伝の制作を呼びかけるも、頑なに断られ続けた。このたび、新レーベルの立ち上げにあたり、あらためて氏と向き合い交渉を重ねた結果、ベールをはがし、その生き様を実録として自叙伝に残すことに成功した。
 ユニークな面も持つ著であり、神秘的な出会いと人間愛、そして勇気が描かれた異端児と呼ばれた男のノンフィクションドラマである。
 健康食品の流通を離れた今、著者は前例のないビジネスモデルに挑戦している。人工知能(AI)による株価予測である。明日の株価の上げ下げを人工知能に予測させ、キャピタルゲインを狙うというものだ。本著ではその開発秘話の一部も紹介されている。
 「人生にチャンスは3回やってくる、皆に平等に」「人に踏まれても畦道に咲く雑草は、また一輪の花を咲かせる」「日本の頂を狙いに行く決断は生死をかける無言の勇気だった」
 文中には、こうした強烈なインパクトを残す言葉が数多く登場する。
 果たして、銀行に追い返された1人の男は、いかにして累計50億の申告所得を叩き出したのか。
 激動の一時代を駆け抜けた経済人のノンフィクションを手に取り、異端児の生き様を存分に感じ取って欲しい。
 香川県下の主要書店で販売。
 本体800円。


自分史HPリニューアル

自分史の製作を応援する『ふるじんまちbooks』にて、第1弾の書籍販売を機に
自分史ホームページをリニューアルいたしました。
下記のアドレスからご覧いただけます。
http://www.kk-report.com/book/


今年は特に上品で香り高く、味もすっきり/西野金陵多度津工場で「初しぼりの儀」

 酒造メーカー・西野金陵㈱(西野寛明社長)の多度津工場(仲多度郡多度津町)で11月15日、毎年恒例の「初しぼりの儀」があり、良質な清酒生産を祈願。神事では関係者ら約70人が見守るなか、同社酒井史朗醸造課長が神官の持つ大杯に搾りたての新酒を注ぎ、神前に供えた。
 新酒は三豊市高瀬町の瀬戸カントリーから仕入れた酒米「オオセト」を使用。品名は「金陵初しぼり」。同月19日から県内の酒販店などで約55000本(720ml)の販売を開始する。
 醸造作業は来年4月中旬頃まで続く予定。360t(約6000俵)の原料米をつかい、年間1080KL(一升瓶換算60万本)を出荷する計画としている。
 神事後の会見で酒井醸造課長は、「今年は10年に一度と言っていいほどの出来。非常に上品で香り高く、味もすっきり。常温、あるいは少し温めても美味しく飲める」と話した。


求人倍率4.5倍、人手不足深刻/サンメッセ香川で「介護のしごと 就職フェア」

 介護職を希望する人らを対象にした合同就職面接会「介護のしごと 就職フェア」が11月10日、高松市林町のサンメッセ香川であった。
 面接会は香川労働局やハローワーク高松などの主催。厚労省が平成21年度から11月11日を「介護の日」に定め、その前後2週間を「介護就職デイ」として、全国で福祉人材確保の取組みを行っている。今回の面接会はその一環。
 この日、県内に就業場所をおく60事業者が面談ブースを設け、求職者92人が参加。昨年同時期の求職者は73人だったため、今年は19人増えた。
 介護職は特に人手不足が深刻なことで知られる。ある老人ホームを運営する社会福祉法人の採用担当者は、「長く勤めてくれる若い人材が欲しいけど、やっぱり厳しい。一般企業も人手不足の時代なので尚更。これから少子化でもっと採用しづらくなると思うので将来的な不安は大きい」と人集めに悩んだ様子。
 その一方、求職者については、「これから介護は絶対に必要。少々大変でも、やりがいはあると思う」とモチベーションこそ高いが、「どうしても給料が安い」というマイナスの声も。
 ハローワーク高松の担当者によると、県内9月の有効求人倍率は4.5倍という。今後、団塊の世代が75歳以上(後期高齢者)に達する「2025年問題」が控えており、さらに介護職員不足に陥ることが予想されている。
 このほか、11月7日には、オークラホテル丸亀(丸亀市富士見町)でも同様の面接会が行われた。