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「うどん県レディース 金陵杯」10月15〜16日開催決定/今年は総勢約110人が熱戦

 今年のLPGA(日本女子ゴルフ協会)ステップ・アップ・ツアー「うどん県レディース 金陵杯」(OHK岡山放送共催、西野金陵特別協賛、香川経済レポート社など約30社後援)が10月15~16日、満濃ヒルズカントリークラブ(仲多度郡まんのう町)で開かれることが決まった。総勢約110人が頂点を目指し、熱戦を繰り広げる。
 1991年からはじまったステップ・アップ・ツアーは、若手の登竜門として、レギュラーツアーの出場権を持たない女子選手らを対象に、全国各地で行われているゴルフのトーナメント。
 県内で開かれる金陵杯は、今回で3回目。観光振興とともに、2020年の東京五輪に向けたジュニアゴルファーの育成を目指す。
 2016年度は、昨年度に比べ4県(富山県、石川県、静岡県、兵庫県)が追加になった全国18会場(全18試合)で行われる。開催期間は、今年3月8日(福岡大会)~10月20日(京都大会)まで。
 今回、金陵杯に出場する選手は今年のプロテスト合格者などLPGA側から90人、共催側が推薦する18人を加えた総勢108人を予定。優勝すれば、金陵杯の翌々週からはじまるレギュラーツアー4試合と、来年度4月に開催予定の「フジサンケイレディスクラシック」の出場資格が与えられる。
 賞金の総額は1位~50位まででる一千五百万円。優勝者には270万円が贈られる。一般観戦料は、6月から販売を開始した前売り券が二千円(二日間通し券、同伴者一人無料)。当日券は一千二百円。高校生以下無料。
 大会期間中は、綾川町のニューレオマワールドと、土器川近辺に特設駐車場を開設。この2つの駐車場と「ことでん綾川駅」から、会場までをつなぐ無料のシャトルバスがでる。また大会直前の10月14日夜には、高松国際ホテルで参加選手らが成功を誓う前夜祭も開かれる予定とした。
 6月14日、高松国際ホテル(高松市木太町)で報道関係者らを招いた同大会開催についての発表があり、小林浩美LPGA会長をはじめ、中静敬一郎社長(岡山放送)、西野寛明社長(西野金陵)、梅原利之委員長(うどん県レディース応援プロジェクト)らが会見に出席。
 あいさつで小林会長は、「ステップ・アップ・ツアーは、地元の高校や中学生にもチャンスが広がる素晴らしい大会。多くの人が関心を寄せることで、ゴルフの普及拡大にもつながれば」と話した。


小規模事業者の連携促進に尽力、総会で事業方針固める/香川県中小企業団体中央会

 県内の協同組合等で構成する「香川県中小企業団体中央会」(高松市福岡町)は6月15日、高松市木太町の高松国際ホテルで通常総会を開き、平成28年度の事業計画や収支予算などを決めた。
 この日、同会の会員組合ら104名が出席。今年度の主な事業計画は、小規模事業者の連携を促進するとともに、同会の創立60周年を記念した式典を開く方針。
 連携促進事業に関しては、課題解決や経営資源の補完ができる可能性を持った小規模事業者を発掘し、連携・組織化の促進を図る。具体的な取り組みとしては、県内の行政機関や支援機関を訪問するなどして、小規模事業者らの構成メンバーや活動内容を把握。その後、意見交換会を通じて組合制度や支援策、先進組合事例の情報を提供するほか、ビジネスマッチングの場も設けるなどして、新たな連携ニーズを掘り起こし、組織化につなげていく見通し。
 また同会は今年、創立60年の節目を迎えるにあたり10月27日、同会場で記念式典を盛大に開催する。その際、会員のなかから優良組合や組合功労者、優秀専従役職員の表彰も行う予定としている。
 このほか、国から委託を受けて実施している「ものづくり・商業・サービス新展開支援の補助金事業」について、平成27年度補正事業の採択案件は、県内で83件(6月6日現在)だったと発表。今年9月29日には、平成25年度補正事業の対象者らが、補助金を活用して開発した新製品やサービスなどを披露する「成果事例発表会」を、高松市林町のサンメッセ香川で開く。
 また第三回目となる、一般者向けのイベント「さぬき産shokuフェスタ」(同会青年部主催)は10月30日、高松南部商店街三町ドームで開催するとした。
 収支予算については、会費や補助金(事業収入)などから、小企業者の組織化を支援する指導事業費などにあてる。任期満了に伴う役員改選では引き続き、国東照正氏(香川県信用組合理事長)が会長を務めることになった。任期は2年間。
 これらの議案は同日、すべて可決。あいさつで国東会長は、「県内中小企業の振興と発展のために全力を尽くす」と話し、気持ちを新たにした。


熊本の被災地に義援金15万円贈る/高松F会 

 熊本地震の復興の一助になればと、高松F会(坂本俊樹会長=損害保険ジャパン日本興亜㈱高松支店長)が6月14日、(福)香川県共同募金会(高松市福岡町)に、災害義援金として15万円を贈った。
 F会(芙蓉懇談会)は、みずほファイナンシャルグループをはじめとした芙蓉グループ62社で構成する親睦団体。機関誌の発行ほか、ビアパーティーや情報交換会などのイベントを定期開始し、会員企業間の交流を図っている。
 高松F会は、その香川県版。昭和42年に設立されたもので、現在は大手の建設会社や保険会社など15社が参画している。今回の義援金は、高松F会の会費から捻出した。
 14日、坂本会長が香川県共同募金会を訪問。「被災地が一日でも早く復興されることを願っています」との思いを込め、山地知洋枝事務局長に義援金を直接手渡した。今後、義援金は香川県共同募金会を通じて熊本県共同募金会に贈られる。
 高松F会は、これまでも土砂災害があった広島県、浸水被害があった茨城県などの被災地に義援金を贈っている。


10万人の声届け/四国遍路の世界遺産登録目指し、街頭で署名活動行う

 四国遍路の世界遺産登録を目指し6月12日、「四国八十八箇所霊場と遍路道」世界遺産登録推進協議会(千葉 昭会長)が、高松丸亀町壱番街前ドーム広場で道行く人らに署名活動を行った。
 平成22年3月に設立された同協議会は、四国4県とその市町村、経済団体やNPO法人などで構成。今年度中に四国遍路を世界遺産の国内暫定一覧表に追加記載することを目標にしている。
 このたび、はじめて公の場で署名活動を実施。これから10万人の署名を集め、8月に提案書を文化庁に提出する方針。
 この日、署名活動前の式典には、千葉会長をはじめ浜田恵造知事(副会長)ほか、同協議会のメンバーらが出席。はじめに千葉会長が、「四国遍路は世界に誇れる文化的な資産ですが、世界遺産登録となると決して道のりは甘くありません。そのハードルを一つ一つクリアしていくためには、どうしても皆様一人ひとりの力が必要です。どうかご協力をお願いします」とあいさつ。それに続いた浜田知事も、「世界遺産登録に向け、まずは10万人の署名を実現し、世の中に我々の熱意、そして四国遍路の素晴らしさを伝えたい」と推した。
 その後、同協議会のメンバーらが手分けし、商店街の買い物客や通行人らに、「署名をお願いします」と協力を呼び掛け。多くの人が署名に応じ、サインしていた。
 たまたま商店街を通りかかったというOL(高松市出身)は、「四国遍路は長い歴史があるし、いつ世界遺産に登録されてもおかしくないと思う。微力かもしれないけど、署名できてよかった」と話した。
 今後は四国4県の県庁ほか、四国内のスーパー「マルナカ」の各店舗に署名用紙を配布するなどして、声を集める。
 四国遍路は昨年4月、日本遺産に登録されている。


県内大学への進学者増目指す/大学コンソーシアム香川、総会で広報活動の尽力決意

 香川県内の大学等で構成する団体「大学コンソーシアム香川」(長尾省吾会長=香川大学学長)の総会が6月10日、県庁であり、平成28年度の事業計画や収支予算などを決めた。
 同団体は、県内大学のイメージアップを図る情報発信や、県内高校との連携強化を目的に、昨年9月に設立。現在5大学2短大、1高専の8校が加盟しており、昨年度は県内の高校5校で、県内大学等の理解を深める「合同進学説明会」を実施するなどしている。
 この日、同団体に加盟する大学の学長らが出席。はじめに長尾会長が、「香川県出身で県内の大学に進学する学生数は増えている。若者の定住人口を増やし、地域活性化に貢献したい」と、あいさつした。
 今年度の事業計画は、広報活動と合同進学説明会に尽力する方針。広報活動としては県内の高校生と、その保護者らに、県内大学や短大、高専への興味関心を抱いてもらおうと、各大学のオープンキャンパスや学校説明会、香川県の「魅力ある大学づくり」についての広告記事を7月、新聞に掲載する。
 また、県内大学等への進学者を増やすため、希望する高校には、各大学の学校案内や募集要項、オープンキャンパスのチラシなどを置く専用スペースを設け、自校の情報発信に努める。そのパンフレットスタンドの購入や設置にかかる費用は、同団体が負担する。このほか、昨年度に引き続き、県内の高校7校(県立6校・私立1校)で合同進学説明会を開催する予定とした。収支予算については、香川県と同団体に加盟する大学等から集めた会費を、これらの広報活動にあてる。 
 今後は、同団体の認知度を高めるため、香川県のホームページや、フェイスブックのようなSNSを活用した周知も行っていく見通し。